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歴史

日本とモンテネグロは戦争中

日本は今、戦争中だといったらみなさん驚きますか。まさか、と思うでしょうか。 しかし事実、日本は戦争中なんです。その戦争の相手は、モンテネグロ。 2006年6月にモンテネグロが独立を宣言したときには日本はその独立を容認し、外交関係も設けたのに。モン…

【兎図】三代将軍・徳川家光のウサギの絵が宇宙人みたいで味わい深い

江戸幕府三代将軍・徳川家光が描いたとされる『兎図』という絵をご存知でしょうか。 2019年3月~5月に府中市美術館で開催されていた『へそまがり日本美術 禅画からヘタウマまで』という展覧会で公開されていたので、もしかしたら見た人も多いかもしれません…

『特別展 三国志』で価値のある出土品や貴重な史料よりも三国志好きを虜にしたもの

先日、ついに上野の東京国立博物館で開催中の『特別展 三国志』に行ってきました。 特別展 三国志 英雄・曹操の墓とされる「曹操高陵」から出土した石牌などの最新の発掘成果などが多数展示されるということで、非常に楽しみにしてたんですけど、控えめに言…

高山彦九郎記念館に行って高山彦九郎の話を聞いてきた

仕事で群馬県太田市に行ってきまして、その仕事はサクッと終わるやつだったんですけど、仕事終わってからどうもサボるモードになってしまいました。 「さぁ、何しようかな」と思ってたら、ふと「そういえば高山彦九郎の家がこの近くにあったな」と思い出した…

『特別展 三国志』公式サイトの「武将メーカー」が面白い!

2019年7月9日から東京国立博物館で開催される『特別展 三国志』。 中国外では初出品となる曹操高陵出土品なんかも実際に見られるというので、ぼくはワクワクして待ってる状態、公式サイトなんかは意味もなく毎日チェックしてたりします。 特別展 三国志 しか…

『三国志』の曹操の遺言「金玉珍寶(金玉珍宝)」

中国の歴史書『三国志』に登場する魏王、曹操。英雄です。 (画像掲載元:曹操 - Wikipedia) 日本では『三国志』といえば小説『三国志演義』を元にしたものが多いのでどうしても悪役のイメージがあったのですが、近年では随分と見直されてきました。 今回は…

『風雲児たち』が三谷幸喜演出で歌舞伎化だと!?【新作歌舞伎『月光露針路日本(つきあかりめざすふるさと) 風雲児たち』】

当ブログイチオシの大河ギャグロマン歴史漫画『風雲児たち』が三谷幸喜さん作・演出で歌舞伎の舞台で再現されるそうです。 「六月大歌舞伎」『月光露針路日本 風雲児たち』の稽古場から | 歌舞伎美人(かぶきびと) マジか!!! 『風雲児たち』とは 『風雲…

女系天皇を認めたら第二の道鏡が出てくるのではないか

たびたび議論の俎上に載ってくる、女系天皇の是非問題。 これからも象徴として天皇家を維持するのならば、認めたほうがよさそうではあります。維持だけを考えたら。 女系天皇を容認したら もし、女系天皇を認めたら、当然女性宮家もできます。そして、その女…

「ばさら」って何?『戦国BASARA』のタイトル表記は間違っている!あるいは、佐々木道誉のこと

なにやら、カプコンの人気ゲームシリーズ『戦国BASARA』の新作がスマホで登場するらしいです。『戦国BASARAバトルパーティー』っていうらしいですね。 「#戦国BASARA 」シリーズの最新作がスマホアプリで登場‼シリーズ歴代武将が登場!自分だけの部隊を作り…

大阪の「百舌鳥・古市古墳群」が世界遺産に登録されるかもしれないので、大阪人として喜ぶ

2019年5月14日0時すぎ、『月曜から夜ふかし』を観てたらニュース速報が入りました。 どうやらユネスコの諮問機関が「百舌鳥・古市古墳群」の世界遺産登録を勧告したとのことで、まぁ世界遺産になるのは間違いないだろうめでたいなぁ!ということでニュース速…

20年ぶりの紙幣刷新で、渋沢栄一と津田梅子と北里柴三郎が登場

どうやら20年ぶりに紙幣が刷新されるそうです。早ければ9日にも麻生財務相が発表するらしい。 【独自】20年ぶりに紙幣刷新の方針 1万円札は渋沢栄一氏 - FNN.jpプライムオンライン FNNの「独自」ということで、マジかいやって思わなくもないですけど、偽造防…

元号は四文字でもいいんだぞ

さぁ、2019年4月1日です。お昼頃に5月から使う新元号が発表されるらしいです。 ぼくの場合、元号なんてただの記号なのでただただ「へー変わるんだー」って見てたんですけども、ネット上では一部の人たちが大騒ぎしているようで、平和でいいですね。見ながら…

板垣退助は「板垣死すとも自由は死せず」と言ってからめっちゃ生きたし、そもそもそんなこと言ってない

板垣退助さん。言うまでもなく、土佐藩(高知県)出身で自由民権運動の中心人物です、そういうふうに日本史の教科書で習いましたね。 そして「板垣死すとも自由は死せず」という言葉でも有名です。「例え自分が殺されてもこの世から自由はなくならんぞ!」と…

徳川慶喜死去のニュースを『The New York Times(ニューヨーク・タイムズ)』で得る楽しさ

アメリカのニューヨーク・タイムズという新聞はみなさんご存知かと思います。USAトゥデイやウォール・ストリート・ジャーナルなどとともに、アメリカを代表する新聞ですよね。 ところで、そのニューヨーク・タイムズのインターネット版では過去記事を検索で…

埼玉県桶川市の稲荷神社の力石(大盤石)と三ノ宮卯之助

今年の初詣は、いきり立つことなく近所の神社で済ませました。ちなみにお稲荷さんです。 そこで、偶然こんなものを見つけたんです。 うわぁ!これは力石! ちなみに「ちからいし」と読みますね。「りきいし」じゃないよ。 ちなみにみなさん、力石って知って…

今さら聞けない?『忠臣蔵(ちゅうしんぐら)』初心者のためのザックリとしたあらすじ

日本の年末の風物詩といってもいい『忠臣蔵』。 年末になると割としょっちゅうドラマ化されたりして放送されていますが、『忠臣蔵』って何なん?という人も最近多いような気がします。 そこでまったく『忠臣蔵』を知らない人のためにザックリとあらすじを書…

三国志の人物を正史で語る「偏見で語る三国志bot」が面白い

『三国志』の正史を面白おかしく読めるやつを見つけました。 『三国志』と『三国志演義』 中国では、王朝は倒されて次の王朝が興るってことを繰り返してきました。 そこが日本と違うところで(日本は天皇サンがずっと残ってきた)、それを考えて現在の中国と…

『紫式部日記』でめっちゃ清少納言をディスる紫式部

紫式部といえば『源氏物語』を著したことで超絶有名ですが、他にも色々書いていて、その中には『紫式部日記』なるものもあります。 紫式部が書いた日記であるからには、彼女の普段の気持ちや考えが出ているんでしょうなぁ、と若いときに読んだことがあります…

「大坂」が「大阪」になったわけ

ぼくは大阪産の男であり大阪をいつまでも愛してやまない大阪人なんですが、昔日本史のテストで「大坂の陣」をウッカリ「大阪の陣」と書いてしまい、満点を逃したことがあります。 まことに惜しい。それくらいええやん、と先生にかけ合ってみたけれどもダメで…

長い長い歴史ドラマ『三国志 Three Kingdoms』全95話を見続けることができたわけ

5月にこんな記事を書きました。 チャンネル銀河で『三国志 Three Kingdoms』の放送が始まってる! - コバろぐ あれから5ヶ月、毎週4話の放送を追っかけ続けてついに全95話が終了しました。全て見終えて、今はちょっとした余韻にひたっております。 ちなみに…

李舜臣を「韓国の英雄」にしたのは2人の日本人?

先日、旭日旗について記事を書きました。 旭日旗とパスポート - コバろぐ その中でも書きましたが、先日韓国の済州島で「国際艦観式」というイベントが行われ、その際に日本の海上自衛隊は旭日旗を掲げるなって韓国に言われました。 で、結局日本は当然その…

新幹線に乗りながら『ニッポン城めぐり』をプレイして家康の気分を味わう

以前書いたとおり、10月9日から会社の旅行で大阪に来てます。 つまんない旅行に行くのでちょっと楽しみを加えた - コバろぐ 大阪に実家があるのに大阪市内のホテルに泊まる謎。しかし、それも仕方がありません。 で、大阪に来るのには新幹線を使ったんですが…

司馬遼太郎『峠』、実写映画化。長岡の人たちは河井継之助を許したのか。

長岡藩の河井継之助を描いた司馬遼太郎の小説『峠』が映画化だそうです。ちなみにこの作品の映像化は初。 公開は2020年とのこと。 司馬遼太郎氏の名著「峠」初映像化 主演は役所広司 - シネマ : 日刊スポーツ 司馬遼太郎『峠』映画化 『峠』とは 司馬遼太郎…

織田信長に召し抱えられた黒人「弥助」がハリウッド映画に?

織田信長の家来、弥助がハリウッドで映画化されるかもしれないそうです。そんな企画があがっているらしい。 「弥助」と聞いて歴史好き戦国好きは「ああ、アイツね」ってなるでしょうけども、そうじゃない人には「誰ソレ?」ってなもんでしょう。 漫画やゲー…

三国志サイト『はじめての三国志』が面白い

三国志、人気です。 ぼくらのころは中学校の図書室に横山光輝『三国志』が置いてあってそこからハマっちゃうやつが多かった気がします。そして、ぼくの場合はゲーム、光栄の『三國志』を中1から。 ところが、我が息子たちもそうですが、最近の男子たちが三国…

来島又兵衛みたいなオッサンになりたいようななりたくないような

来島又兵衛(きじま・またべえ)、という人物をご存知でしょうか。幕末の長州藩において数々の藩の要職についた人物です。 そう聞くと「ああ、優れた人物なんだな」と思うでしょうけども、なかなか一筋縄ではいかない人物だったようです(優れているのは間違…

『水滸伝』のエロいスピンオフ『金瓶梅』が中国の四大奇書に入るわけ

中国の四大奇書って知ってます? 『三国志演義』、『水滸伝』、『西遊記』、そして『金瓶梅』です。 四大奇書と言われてサッパリわからないって人でも『三国志演義』と『水滸伝』と『西遊記』は知ってる人は多いです。しかし『金瓶梅』は他の三作品とくらべ…

【ニッポン城めぐり】城好き戦国好き歴史好きにはたまらんアプリ

『ニッポン城めぐり』というアプリがあります。まぁいわゆる位置ゲーでしょうか。 歴史好きにはオススメです。 今いる場所の城がわかるので、なかなか重宝しますよ。 登録されている城は全国で3000! ニッポン城めぐり 開発元:UM.Succeed,Inc. 無料 posted w…

今さらながら『のぼうの城』を読んだ。そして観た

チェックしてたけど、なかなか読む機会がなかった和田竜さんの『のぼうの城』を読みました。 エンターテインメントとしてはなかなか良質だったです。 『のぼうの城』とは 『のぼうの城』(のぼうのしろ)は、和田竜による日本の歴史小説。またそれを原作とす…

小田城跡に行って負けまくりのポンコツ戦国大名・小田氏治を偲んできた

仕事で茨城県つくば市の小田に行ったときに「あれ、そういえば小田城ってこの辺なのかな。行ってみようかな」とおもってGoogleマップ開いたらやっぱり近くだったので行ってきたんですよ。 で、この小田城を本拠地にしてたのが小田氏で、その15代当主の小田氏…