よく見かける、車のリアウィンドウに貼ってある『子供が乗っています』とか書いてあるステッカー。
アレが好きくない。
『子供が乗っています』ステッカーをなぜ貼るのか
大体、あれ何で貼ってるんでしょうね。宣言してどうするんでしょうか。
何を主張したいのかを考えてみようと思います。
追突しないでね♡
「私たちの大事な子供が乗ってるんです。だから後ろからぶつかったりしないでください」
まず考えたのがこれ。
でも「よし今日は天気いいな追突日和だ!よーし、当たっちゃうゾー」なんて人はそんなにいないと思います。
万が一いたとしても、そんな人は子供が乗ってようが乗っていまいが追突してくるでしょう。
怒らないでね♡
次に考えられるのが、「子供が乗ってるんだからもしかしたら迷惑な運転しても許してね」。
子供が乗ってようが乗っていまいが迷惑な運転したらダメでしょ。自分が迷惑な運転するのを子供のせいにするなー。
いいでしょ♡
「私たち、結婚しました。そして去年、待望の赤ちゃんが生まれたの。すんごいカワイイのよ。いいでしょ」
自慢か?自慢なんか?
知らんがな。
『子供が乗っています』ステッカーがキライな本当の理由
ここまで勢いで何で貼ってるのかを推測して書いてて思ったんですけど、要するにそれを宣言する根性が嫌いなんだな。
別に「知らねーよだからどうしたんだよバカ」とか思っちゃうわけじゃないんですよ。ただ、貼ることによって勝手に何かの免罪符を得たかのように思ってる(ように見えちゃう)のがイヤなんだ、きっと。
大抵の人が交通ルールや常識や慣習にのっとって車の運転をしてるのに、それを外れても許してちょ♡子供が乗ってるの♡とでも言わんばかりの主張。別に子供が乗ってても乗ってなくても交通ルールや常識や慣習を外れたらダメなんですよ。
もっと大きくいうと
しかし、それを宣言したいと思うくらいマナーの悪い運転をするヤツが多いのも事実。いるでしょ、バカな運転をするバカ。
前の車をアホみたいにあおったり、いきなり前に車線変更して入ってきたり、猛スピードで走り去っていくバカ。ひとりで事故って死ねって言いたくなるバカ。
そういうバカがいる限り、親ってのは自分の子供だけは守りたいから宣言しちゃうのも無理はありません。たとえ意味がなくても、藁にもすがる思いで出来ることはやっておこうと貼っている親御さんもいらっしゃることでしょう。
車の運転に限らず、子供に害を加える存在が絶対にいるこの社会。『子供が乗っています』ステッカーにすがる社会。本当はそんな世間がイヤなんです、ええ。
最後に
貼っている親御さんはそれを免罪符にしないで常に安全運転、人に迷惑をかけない運転を心がけて欲しいし、バカな運転をする人はもし事故を起こしたらどうなるのか、社会の財産である子供を殺しちゃうかもしれないって常に考えていて欲しい。
願わくば、『子供が乗っています』ステッカーが不要な社会を。
ただ、自慢のためだけに貼ってる人にはこう言うよ。
知らんがな。