コバろぐ

社会人ブロガー頑張る

佐川のブチ切れ配達員に思う、ブラック企業とサービスと感謝の念

当ブログではアフィリエイト広告を利用しています

★Kindle本は安く買おう→【お買い得】現在進行形のKindleセール情報!【随時更新】


佐川急便の配達ドライバーがブチギレて荷物を叩きつけたり荷物に向かって台車を投げたりとかしたって話題になってます。

ひきゃく君 佐川急便

今朝、テレビで動画観ましたけどありゃヒドい。とんだ佐川男子だぜ。

年末年始の休みだったりするので朝の報道番組チープ版みたいなのを久々にみたんで動画にも触れる機会を得たんですけど、報道の仕方もなんだかなーと思ったので書いとく。

報道の仕方がなんだかなー

その番組は、エート、羽鳥アナウンサーが司会やってるテレビ朝日のやつで(番組名忘れた)、それで佐川のニュースやってたわけです。

で、動画みて「こりゃヒドい」とか「梱包が大げさなのはこういうのがあるからだと勘ぐっちゃう」とか言ってたけど、そりゃその一面も無きにしもあらずやろとか軽くツッコみもいれつつ、まぁあのドライバーがやったことはそりゃヒドいし自分の荷物があんなんされてたらぼくも激怒する。はいはい、もっとももっともですとか言いながら引き続き視聴。

で、そのあとここ最近の佐川のケシカラン事件を並べ立てたんです。

やれ代引き料金を書き換えて水増し請求したとか、駐車違反に身代わり出頭させたとか、これはもう犯罪だし、怒っていいことですよ、うん。次。

やれ最近はシーズン的に荷物が多くて遅配が多いとか、うん、うん???

ちょっと待ってそれ組み込んじゃうの!?

いきすぎたサービスが当たり前になってない?

最近は流通が発達しすぎて、さっき頼んだモノが今届く、なんてことも可能な時代です。それはスゲーし便利だしみんな十分その恩恵を受けてるでしょう。

確かに、「いつまでに届ける」って佐川急便が言っていることに対して「遅配」でしょうから、間に合うように最大限の努力をしなきゃいけないと思うし、それをやってこそ評価できるんだとは思います。でも、お歳暮やらクリスマスやらのお届け物が多すぎるからパンクしてんちゃうのかな、実際。

いいんですよ、別にパンクしてるだろうからいいよいいよとか言わなくて。「言ったこと守れない」と言ったっていい。

でも、他のクソ犯罪と同列にするのは違うでしょ。犯罪並にヒドいことかね。

みんな慣れすぎなんですよ「早く確実に」って。慣れすぎて当たり前になりすぎて「遅れとるキーッ」ってなってる。なってもいいけど持ってきたドライバーさんには「ご苦労様」だと思うけどなぁ。ちょっとは持ってきたことに対して感謝してもいいんじゃない?

サービスへの感謝の念の無さがブラック企業を生む?

今回の件や流通サービスに限らず、あらゆるサービスに対して利用する側があまりにも慣れすぎて感謝の念がなくなってる気がするんです。

頼んだらその日次の日に来るって、どれだけの人がどれだけの時間働いてると思う?だってパンクしても許されないんだから無理に無理が重なってきますよ。

サービス業だけじゃないけど、あらゆる企業は顧客の満足のため(その先のカネのため)に動きます。その満足するポイントが高くなれば高くなるほど無理が生じるのは当たり前でしょう。パンクしてるのにまだ満足されないんだから。

利用者が当たり前にサービスを享受してるというのは、ぼくがブラック企業は絶対になくならないと思う原因のひとつです。サービスがここまで来た以上、それを緩和して利用者が若干の我慢をしないことにはブラック企業を無くすなんて無理でしょう。でも多分、利用者にはそれができない。

ま、要因はもちろんそれだけじゃないし、企業側にも多大な原因があるのは確かですけれども。

最後に

なんてことを顧客満足のため(その先のカネのため)に年末年始の休み中に会社に来て思ったので殴り書きしました。

あ、ウチはフルコミなんで個人の裁量で仕事するんでブラックじゃないですよ。ぼくがカネのためなら休日出勤全然へっちゃらなだけで。逆にカネにならない客なら絶対来ないしフフフ。

 

ではまた。