12月25日、クリスマスの日に長男を連れて埼玉県川口市の彩の国Visual Plazaの映像ミュージアム内で行われている『あそぶ!ゲーム展 ステージ1:デジタルゲームの夜明け』を体験してきました!
前々から絶対に行こう、そのときにはゲーム好きの長男を連れて行こうと思っており、本日やっとその計画が実行できたってワケです。
クリスマスに息子とお出かけ!
『あそぶ!ゲーム展 ステージ1:デジタルゲームの夜明け』について
会期 /2015年10月3日(土)~2016年2月28日(日)
開館時間/ 9:30~17:00(入館は16:30まで)
休館日 /月曜日(祝日の場合は翌平日) ※12月28日(月)~1月4日(月)は年末年始休館
会場 /SKIPシティ 彩の国ビジュアルプラザ 映像ミュージアム
料金/ 大人510円・小人250円(常設展もお楽しみいただけます)企画監修:遠藤雅伸(ゲームデザイナー) /馬場 章(東京大学大学院情報学環教授)
協力:岩谷徹(東京工芸大学教授)/CLASSIC VIDEOGAME STATION: ODYSSEY/国立科学博物館/株式会社コナミデジタルエンタテインメント/株式会社セガ・インタラクティブ/株式会社タイトー/高井商会/東京大学大学院情報学環馬場研究室/西角友宏/株式会社ハムスター/株式会社バンダイナムコエンターテインメント/ローリング内沢(50音順)
主催:埼玉県
後援:埼玉県教育委員会/川口市/川口市教育委員会
企画:株式会社デジタルSKIPステーション
今回の「ステージ1:デジタルゲームの夜明け」では、誕生から多様化を迎える1982年までのデジタルゲームを多角的に紹介します。全てのゲームがプレイ可能!ゲームが動くしくみについても詳しく解説!遊んで学んで、デジタルゲームの歴史のはじまりを体感してください。
このイベントは懐かしのゲームが遊び尽くせるというので楽しみにしていたのです。これを埼玉県が主催してるのが素晴らしいですよね。
とにかく遊べる!懐かしのゲームたち!
というわけで、映像ミュージアム内に設置されているこのゲームイベント、長男が遊んでる画面の写真を撮ったり、自分で遊んだあとで撮ったり、とにかく写真を撮ってきたので大放出!
デジタルゲーム史年表
まず入ると壁にドドーンと年表が。
1924年2月の富山玩具製作所(現タカラトミー)の設立から1982年11月のバンダイの『高速船』の発売まで、ゲーム史の黎明期だけなのに、すげーボリューム!
テニス・フォー・トゥー
まず置いてあるのがこのゲーム。ボールを打つ角度とタイミングをお互いに入力してボールを放出して打ち合う、というゲーム。みんなBASICを覚えたてのときにこんなのプログラミングしたし、『アングリー・バード』や『ケリ姫スイーツ』は根本はこのゲームですよね。
ポン
これより前にもビデオゲームはありましたが、1972年にアタリより発売されて一般的にビデオゲームが認知されたのはこの『ポン』が初めてです。ですのでビデオゲームの元祖とも称されます。まさか『ポン』が遊べるとは!
スペース・インベーダー
日本で最初に大ヒットしたビデオゲームと言えばこの『スペース・インベーダー』ですね。日本中の若者が熱狂しましたよね。ちなみに、得点で長男に負けた…チクショウ。
貴重な原画もありましたよ!
これが
↓
こうなる。
素晴らしい!こんなものまで見られるとは!
ギャラクシアン
ナムコが『スペース・インベーダー』の対抗馬としてリリースした『ギャラクシアン』もありました。このゲームでは「スプライト機能」も開設されていて、実際に基盤も展示されてました。ちなみ長男にスコア勝ったぜ…!
パックマン
日本で生まれて海外でも大ヒットした『パックマン』もありました。長男は、今日遊んだ中で一番面白かったと言ってましたね。
貴重な仕様書も展示してます!すげえ!
クレイジー・クライマー
左右2本のレバーで操作する画期的なインターフェイスのビル登りゲーム。そのゲームデザインは今見ても斬新で独創的です。長男が初プレイなのに無茶苦茶ウマかった。ぼくはもうダメ。すぐ落ちてばっかり。
ドンキーコング
任天堂のマリオのデビュー作『ドンキーコング』。これも当時遊びまくったんですけど、もう全然下手でした…。
ニュー・ラリーX
敵の車を避けながらフラッグを集めるゲーム。ナムコの隠れキャラ「スペシャルフラッグ」はこのゲームから生まれたんではなかったかな。
ザクソン
画期的なナナメ上視点のシューティングですが、画期的すぎて難しいんですよね~。高さが自分でわからなくなるので注意。当時もロクに遊べなかったし、今回もそれは同じでした。
スクランブル
コナミの意欲作、横スクロールシューティングゲーム。このゲームが生まれたことによって『グラディウス』『沙羅曼蛇』という傑作が生みだされました。
ディグダグ
今回個人的にプレイするのを一番楽しみにしていたのがこの『ディグダグ』です。しかし、やっぱり当時みたいには遊べない…。まとめて岩で一網打尽とか全然できませんでしたよ。
まとめ
いやー、懐かしかったし楽しかったし!!!大興奮です。上記のゲーム以外にもいろいろ置いてありますし、ゲームウォッチやスペースインベーダーの攻略本なんかも展示されています。さらに各種ゲームの表現の技術の解説、それに伴う基盤の解説もあり、ゲームの歴史と技術の勉強もできます。
しかしゲームは遊んでナンボ!
各ゲームそんなに時間かけてないんですけど、全部堪能して2時間弱楽しみまくれます。ていうか、カミさんにすぐ帰ってこいと言われてなければ普通に1日いられましたね。
一番良かったのが、総合的な雰囲気。各ゲーム、音量が結構デカいのです。それにより、あの頃の“ゲーセン”の雰囲気が蘇っているのです。『ギャラクシアン』をプレイしながら「あっ、今『ドンキーコング』遊んでる奴ウマいな」とか「あれ?あっちに『ディグダグ』あるのか」とか思う、あの雰囲気です。懐かしいです。
とにかく、昔っからのゲームファンは絶対に何があっても行くべきです!
ともあれ、まさか『ポン』を息子と遊び、『ディグダグ』の腕前を見せる日が来るとは思ってもいませんでした!