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「母さん、酒だ。酒持ってこい!」って生まれて初めて言った

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仕事で何かイヤなことがあったりしたご主人が、家に帰るなり「かーさん。……酒だ。酒持ってこい!」っていうシチュエーションがあるじゃないですか。ドラマとかでもよく見たり…しないけど、そんなイメージあるじゃないですか。

確か稲中で酒飲み自慢の話(前野がもう酒飲めるって嘘つく回)で前野と井沢と田中がそんなコントをやってたような…。

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ぼくは昨日、生まれて初めてそれを言いました。「母さん。……酒だ。酒持ってこい!」って言ったのです。

今まで言わなかったわけ

まぁ、別にそんな命令口調じゃなくても、「もう今日は飲みたい気分。お酒ちょーだい、お酒!」みたいな言い方も今までしてない。

というのは、仕事でイヤなことがあって、とかそういうのを家に持ち込むのが嫌いなのです。仕事でめっちゃキレたあとでも、めっちゃ情けなくて泣いたあとでも、家ではそんなことを悟らせるようなことはしない見せない。仕事自体も持って帰ったことありません。

仕事のちょっとしたニオイとかも絶対に家に持って帰るのはイヤなので、必然的に「母さん、酒だ。酒持ってこい!」という機会もなかったのです。

それを言っちゃった。

言っちゃった!

いや、仕事でもう超絶イヤなことがあったんですよ。詳しくは書きませんが、ヘタしたらウチの家族にも火の粉がふりかかるレベルのことだったんです。まぁつまりはお金のことなんですけどね。

その件で、ぼくはもう怒ってしまって、しかしそのあとなんか情けなくなって、もうムシャクシャしてたんですよ。余りにも。

そしたら、普段ビールばっかり飲んでるのにどうしても日本酒が飲みたくなっちゃった。で、普段通り黙ってたらビールが出てきちゃうので「ここだ!」と思って「母さん、酒だ。酒持ってこい!」ってそのまま言いました。

「母さん。……酒だ。酒持ってこい!」

そしたら、子供らも起きてたんですけど、みんな大爆笑ですよ。

だって、ぼくは普段カミさんのことは名前で呼んでますから。それなのにいきなり「母さん」とか言ったらそりゃ面白いですわ。

まぁ、それでぼくもつられて笑えてきちゃって、家族5人で大爆笑でした。何じゃそりゃ。

しかし反省

しかし。結局笑ったけれども。飲み終わって考えました。

前述のように、「仕事のことは家に持ち込まない」はぼくのポリシーだったはずです。それが曲がった、というのがどうにも自分で腑に落ちないのです。まぁ結局は、歳を取ったんだなぁ、という結論しかないんですけど。

あと、子供が大きくなってきたので「仕事大変やねんで」というのをチラッと見せたい、という気分もあるのかも知れません。

とにかく、「母さん、酒だ。酒持ってこい!」と言ったことで、昨日までのぼくはもういなくなってしまいました。

最後に

まぁそんなヤケ酒みたいな飲み方しても美味しく飲めませんからね。

家族はありがたいなぁ(ヨイショ!)