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『ハイドライド』の衝撃

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ゲーム好きなら、人生を変えたゲームってのがあると思います。

ぼくの場合は、それはやっぱり『ハイドライド』でしょうかね。

ぼくはゴリゴリのファンタジーRPGとコテコテの歴史シミュレーションが大好きですが、それはパソコンでゲームをしたからこそであり、そのパソコンゲームのすばらしさをぼくに教えてくれたのが『ハイドライド』だったのです。

『ハイドライド』とは

『ハイドライド』(HYDLIDE)シリーズは、内藤時浩が中心となって開発しT&E SOFTが1984年に発売したコンピュータゲーム『ハイドライド』から始まった一連のシリーズ作品である。

引用元:ハイドライド - Wikipedia

アクションロールプレイングゲームの草分け的存在で、このジャンルはこの『ハイドライド』と日本ファルコムの『ドラゴンスレイヤー』にて出来上がったといっても過言ではないでしょう。

その人気はすさまじく発売から2年間パソコンゲーム雑誌のランキングに居座り、その現象は「ハイドライドシンドローム」と呼ばれるほどでした。複雑なルール、煩雑な操作が付きものもRPGを遊びやすく提供してくれたのがやっぱり大きいのでしょう。

『ハイドライド』との出会い

ぼくが『ハイドライド』と出会ったのは中学1年生になりたてのとき。「マイコンを買う」と新しいモノ好きの親父が言い出して近所のラオックスに買いに行くのについていったときでした。

親父が店の人と商談している間、ヒマをもてあまし店内をウロウロしていたぼくはパソコンゲームコーナーを見つけ、感動していました。パソコンでゲームできるなんて知らなかったし、ゲーセンやファミコンでは見たことがないゲームが並んでいたからです。

「うわーすげー」なんて言ってたら、展示してあるパソコンの前に同年代くらいの子供たちの人だかりが出来ているのに気づきました。ワーワー言いながらひとりがパソコンのキーボードを叩いています。

一体なんだろう?と画面をのぞき込むと、そこには鮮やかな緑色の世界があって、青いキャラクタがチョコマカと動いていました。

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「なんだこれは。ゲームか。なにをしてるんだ。得点はないのか。どうやったらクリアなんだ」なんてことを思いつつしばらく見ていたら親父から呼ばれてその日は帰りました。

それにしても、当時はデモ版じゃなくて普通に製品を展示していて普通に遊べたんですよね。

その後、我が家にPC-8801mkⅡSRがやってきます。

一番最初に親父に買ってもらったゲームは何を思ったかハドソンの『マリオブラザーズ・スペシャル』で、その後の誕生日にこの『ハイドライド』をゲットしました。

『ハイドライド』にドハマり

その後はヒマさえあれば『ハイドライド』、ヒマがなくても『ハイドライド』の日々でした。

RPG初体験だったので、やっぱり「キャラクタが成長する」というのが新鮮で衝撃でした。そして成長するにつれて広がる世界。今見るとフェアリーランドってものすごい狭いんですが(笑)、当時は「いつまで拡がるんだろうこの世界」という期待でワクワクしっ放しでしたね。

そして美しいモンスターたち。背景ももちろんそうですが、ドット絵で緻密にかかれたモンスターたちはぼくを魅了しました。ぼくにとってRPGのモンスターはカッコよく、美しくなければならない存在ですが、その感覚の出発点は間違いなくこの『ハイドライド』です。

『ハイドライド』によって「ええわーRPGええわー」となったぼくは、その後『ブラックオニキス』や『ファンタジアン』、『アークスロード』などの国産RPGを経て『ウィザードリィ』、『ウルティマ』といったコンピュータRPGの源流にたどり着くことになるのです。

最後に

やっぱり、『ハイドライド』の何がスゴいって、RPGというものをアクションゲームに落とし込んだことでしょう。ぼくもそのお蔭でRPGにスッと入り込むことが出来ましたし、その後あらゆるRPGを楽しむことができました。そして、最大の趣味がパソコンゲームになってしまったのです。

以後、ぼくの時間の大半はパソコンゲームに費やされていくことになります。その始まりは紛れもなくこの『ハイドライド』なのでした。