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キタサンブラックは血統マニアを困惑させる

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2017年4月30日に開催された天皇賞(春)、キタサンブラックが勝って2連覇を達成しました。しかも、3分12秒5のレコード勝ち。まさかあのディープインパクトが叩き出したレコードを塗り替えるとは。

ヌイグルミ Sサイズ キタサンブラック 第153回天皇賞

いやぁ、つええなぁ。

キタサンブラックって?

キタサンブラックは、日本の競走馬、2016年の年度代表馬。主な勝ち鞍は2015年菊花賞、2016年・2017年天皇賞(春)、ジャパンカップ、2017年大阪杯。馬主は演歌歌手の北島三郎が代表を務める有限会社大野商事。

引用元:キタサンブラック - Wikipedia

今回の天皇賞(春)でGⅠレース5勝目ですよ。もう名馬というしかない。サブちゃんもウハウハだろうなぁ。数百万で買った馬がいくら儲けたんや…。

それはさておき、この馬は血統的には何だか不思議です。おかしい。

競馬における血統

競馬を予想するとき、また生まれた仔馬の能力を推し量るとき、その馬の血統は割と重要視されます。その血統を見ながら「あの馬の子(孫)だからやっぱり強い」とか「ここに来て何代も前の血が出てきて勝負強くなった」とか言ったりします。

ぼくなんかはゲーム『ダービースタリオン』から競馬を見るようになった“なんちゃって競馬ファン”なんですが、その影響からか血統の面白さにドップリと浸かっちゃってますので、血統だけで競走馬を見がちです。楽しいから。

キタサンブラックの血統

さて、ぼくは最近テレビ中継を観てるくらいで競馬からはちょっと離れていて血統データなんか見てません。軍資金がねーんだ軍資金がよォォォォ!コホン失礼。

まぁそれで、キタサンブラックについても「いやーサブちゃんの馬つええなぁ」としか思ってなかったんですけど、これでGⅠ5勝目ですからね、これは一体どんな背景があるんだ、と血統表を見てみたんです。「フオオオ!?」ってなりました。これです。

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(掲載元:キタサンブラック - Wikipedia

父ブラックタイド、母シュガーハート、母父サクラバクシンオー。

サクラバクシンオオウ!?

サクラバクシンオーは1400m以下で強さを発揮し、スプリンターズステークス(1200m)を連覇した生粋の短距離走者です。

おいおい、バクシンオーの血はどこにいったん?キタサンブラックって身体もゴツくてバクシンオーが入ってる雰囲気もありませんし。

一方、父はブラックタイドで日本競馬界を未だ席巻してるサンデーサイレンスの血。サンデーサイレンスの血は濃くて、その子や孫に至るまで強くてその素質は折り紙付きなんですが、ブラックタイドは2000m以下を主戦場にしてました。全弟のディープインパクトの仔もあまり長距離は得意ではなく、ステイヤーとして優れている血とは思えません。

いや別に、馬だって血統だけで走るワケじゃなく、こういう例は他にもあるんでしょうけど、それにしても。

サクラバクシンオーの血統

しかしここで「んんんんん?」となりました。

注目したのはバクシンオーの父と母。サクラバクシンオーは父サクラユタカオー、母サクラハゴロモ。

サクラユタカオーは中距離、母のサクラハゴロモの全兄には長距離の雄、アンバーシャダイがいます。

………。

もしかして血統的にオカシイのはサクラバクシンオーじゃないの!?ていうか、もしかしたらバクシンオーは長距離路線でいったらスゴかったんじゃないの!? 

最後に

まぁ、こういうのがポッと出てくるから血統を見るのも面白いし、競馬も面白いってわけで。