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埼玉西武ライオンズの中村剛也選手の途中交代は新体制完成間近を報せる辻監督の号砲だったのかもしれない


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2017年8月15日に行われた埼玉西武ライオンズ対東北楽天ゴールデンイーグルスの試合は、乱打戦の末、17対8でライオンズが勝利しました。

この試合をテレビで観戦して、ライオンズファンの長男と勝利を喜んだんですけど、ひとつ気になることが。

中村剛也選手が、途中で交代となったことです。

森友哉選手の復帰、山川穂高選手の大アーチなど、喜ばしいことが多かった試合だったんですけど、それがノドにひっかかった魚の骨のように気になって仕方がない。

不振の主砲

埼玉西武ライオンズの背番号60、中村剛也選手といえばそりゃもうライオンズの主砲なわけです。

2016年まで、規定打席に達したシーズンは必ずホームランキングになってるのはスゴいですよ。しかもそれ、6度もですよ。

EPOCH2017 パシフィック・リーグ コズミックバーク No.32 中村剛也

天性のホームランバッターで、あの飛ばない統一球のシーズンも他の大砲が苦しんでいる中、中村選手だけはホームランを量産していました。

もしかしたら日本プロ野球史上最高のホームランアーチストかもしれません。

それほどの選手ですが、今年は苦しんでいる。

ホームランこそ24本打ってますが、打率が2割2分前半。それはいいとして、得点圏打率も.226で、これではポイントゲッターとして期待されてる選手としては物足りなすぎ(成績は2017年8月15日現在)。

ハッキリ言って、不振です。

誕生日に途中交代

8月15日は中村選手の誕生日でした。ファンも、バースデーアーチを期待していました。本人もきっと期するところがあったでしょう。

が、途中交代。

しかも、試合がどっちの転がるかわからない段階で交代です。たとえばどこか痛めたとかそういうのがないとしたら、辻監督は勝つために交代したんでしょう。

勝つために交代した!

つまりもう、勝つためには中村選手は必要ないということでしょうか。

ホントにこれはぼくの想像でしかありませんが、非情にも見える中村選手の交代は、「今後主砲として扱わない」という辻監督の意思表示のような気がしてなりません。

なぜなら、もしかしたらホントにその必要はないかもしれないから。

辻野球に中村選手は必要ないのか

辻監督は監督就任1年目ですが、目覚ましい結果を出しています。

辻野球は、「次の塁を積極的に貪欲に狙う走塁」を軸にホームランに頼らない打線と堅い守備で成り立っているんだと勝手に思ってますが、それが今の日本のプロ野球で本当に出来ているのはライオンズと広島カープだけだと思ってます。そして、そういう野球は大変ぼくの好みです(関係ない)。

そして、そういう野球を可能にしているのが秋山選手、源田選手、そして金子選手あとは何気に水口選手。特に源田選手は辻野球の申し子と言っていいと思いますが、彼が開幕から2番ショートに固定されたことで攻撃でも守備でもチームがうまく回っているのは試合を観ていてわかるでしょう。

そして、そういう野球を目指すならば、実は長距離打者って多くて2人でいいんですよね、ぼくに言わせるとですけど(ちなみに、5番と7番に置く)。そしてその役割は、何だか覚醒しちゃった山川選手、復帰した森選手が担うところなんでしょう。あとは坂田選手がいて、外国人で層を厚くしておけば十分です。

ありゃ、おかわり君の入る余地がない!

中村剛也選手のライオンズで生きる道

では、辻監督が「もうおかわりいらん。シーズン終わったらトレードにでも出せ!」とか思ってるかというと、それは絶対ないでしょう。実情的にも、心情的にも。

なぜなら、不振だろうが何だろうが中村選手がそこに居るだけで相手チームはイヤすぎるからです。

復調してくれば他の選手が霞むほどバカスカホームランを量産するでしょうし、代打でも打席に立つだけで相手チーム全体を威圧できます。何気にウマい守備でも活躍できるでしょうし、さらには足も遅くないというかむしろ速いほうですし。なにより、これから2つのチームを追いかけて優勝を狙う上で、そしてクライマックスシリーズを戦う上で一番必要な“経験”を中村選手はもっています。あらゆる場面でこれは絶対に役に立ちます。

中村剛也という選手が、必要ないというわけではないのです。ただし、これからの辻監督の体制での野球においては、中村選手はチームの顔ではあるけども主役ではない。

それを高らかに宣言したのが、8月15日の途中交代の真意なのではないでしょうか。

最後に

いやホント、以上はぼくの勝手な想像です。「実はケガしてた」なんてニュースが入るかも知れませんし、辻監督に聞いたわけでもない(当たり前)

ただ、辻監督は中村剛也選手の年齢なんかを考えて彼に頼らないチームを作り上げようとしていたでしょうし(世代交代を考えない監督、チームはズブズブになるってセリーグのある球団を見ればわかるでしょう)、それがはやくも完成しつつあるってことだと思います。

優勝争いとチーム育成がウマく進んで今年は本当に観ていて面白い埼玉西武ライオンズ。応援にも熱が入ります(完全にファンになりつつある)

その中で、中村剛也選手が活躍することも期待せずにはいられません。頼むぜ、おかわり!