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『ドラゴンクエスト』だけで堀井雄二は語れない

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ドラゴンクエスト レジェンドアイテムズギャラリースペシャル ~ロトの兜~

堀井雄二さんといえば、言わずと知れた国民的RPG『ドラゴンクエスト』シリーズの生みの親です。堀井さんと言えば『ドラクエ』、『ドラクエ』と言えば堀井さん。

それは間違いではありませんが、ゲームデザイナー堀井雄二の『ドラクエ』以前の偉業をアナタは知ってますか?

堀井ミステリー三部作

PCがまだパソコンと呼ばれている前にマイコンなんて呼ばれていたころ、堀井さんは推理アドベンチャーゲームを3本も制作しているのです。

『ポートピア連続殺人事件』、『北海道連鎖殺人 オホーツクに消ゆ』、そして『軽井沢誘拐案内』の3本がそれです。「堀井ミステリー三部作」なんて呼ばれたりしてます。

これらの3本のゲームは、日本のゲーム業界に多大なる影響を与えたのです。

ポートピア連続殺人事件

『ポートピア連続殺人事件』(ポートピアれんぞくさつじんじけん)は、堀井雄二がデザインしたアドベンチャーゲーム。当時のゲーム業界は個人による開発が主流で分業がほとんどされておらず、本作もオリジナル版のプログラム・シナリオ・グラフィック等の全ての作業を堀井が1人でこなしている(PC-6001、PC-8801版のみ)。

1983年6月にエニックスよりPC-8801版から発売され、当時の多くの家庭用PCに移植された。1985年11月29日にファミリーコンピュータ(以下、ファミコン/FC)移植版が発売され、ファミコン初のアドベンチャーゲームとなった。

引用元:ポートピア連続殺人事件 - Wikipedia

アドベンチャーゲームといえばSFやファンタジーものが多かった当時に、現代日本を舞台にした推理ものを思いついたというだけでも、堀井さんの発想力は素晴らしいと思わざるをえません。

ファミコンへの移植を担当したのが中村光一率いるチュンソフトで、その移植の際に、後述の『オホーツク』で生まれた「コマンド選択方式」を採用しています。『ポートピア連続殺人事件』は当時のほかのアドベンチャーゲームと同じく、文章を入力して謎を解いていくゲームなんですが、ファミコンにそれはできない。そこで、コマンドを画面脇に並べて命じるコマンドを選ぶ方式がとられたのです。

この『ポートピア連続殺人事件』の功績は、ファミっ子(ファミコンで遊ぶ子供)たちにアドベンチャーゲームを知らしめたことでしょう。

北海道連鎖殺人 オホーツクに消ゆ

『北海道連鎖殺人 オホーツクに消ゆ』(ほっかいどうれんささつじん オホーツクにきゆ)は、堀井雄二がシナリオを手がけたアドベンチャーゲーム。同じく堀井雄二がシナリオを手がけた『ポートピア連続殺人事件』『軽井沢誘拐案内』と本作を合わせて「堀井ミステリー三部作」とも呼ばれた。

ログインソフト(アスキー)から1984年にPC-6001版とPC-8801版が、翌1985年にはPC-9801版とFM-7版・MSX版が発売された。なお1985年にはプロローグにあたる「東京編」のみの収録ながらキャプテンシステム版も公開されている。1987年には全面的にリメイクされたファミリーコンピュータ(以下、ファミコン)版が発売された。その後ファミコン版のシナリオを下敷きにグラフィックを刷新したPC-9801版がムック形式で発売された。後年プロジェクトEGGによる復刻や、携帯電話上のアプリケーション配信もされる。

引用元:北海道連鎖殺人 オホーツクに消ゆ - Wikipedia

 「ニポポ人形」と言って分かる人はこのゲームを遊んでいる可能性が高い(笑)。

コマンド選択方式をとっており、それまでのアドベンチャーゲームのように文章でコマンド入力する必要がありません。ライターで同じくゲームデザイナーのさくまあきらさんが「コマンドをキーボードで打つのがめんどくさい」と言ったことで生まれたとかいう話がありますね。

このコマンド選択方式は日本のアドベンチャーゲームではスタンダードになります。コマンドを全部入力していけば誰でも解けるゲームは面白くないという批判も当時はありましたが、堀井さんは誰でも解けるゲームの何が問題なのかというようなことを言ってましたね。この思想は『ドラクエ』にも受け継がれていっています。

軽井沢誘拐案内

『軽井沢誘拐案内』(かるいざわゆうかいあんない)は、1985年にエニックス(現スクウェア・エニックス)より発売された、堀井雄二がデザインしたアドベンチャーゲーム。『ポートピア連続殺人事件』と同様にオリジナル版のプログラム・シナリオ・グラフィック等の全ての作業を堀井が1人でこなしている。

『ポートピア連続殺人事件』(1983年)、『北海道連鎖殺人 オホーツクに消ゆ』(1984年)に続く、堀井雄二がシナリオを担当したアドベンチャーゲーム第3弾。これら3作品を合わせて「堀井ミステリー三部作」と呼ばれ、人気を博した。

引用元:軽井沢誘拐案内 - Wikipedia

アダルトチックな場面や大麻などが出てきたリするので、三部作の中で唯一ファミコンに移植されませんでした。 

1章~6章まで、章にわかれてストーリーが展開していくのですが、第6章は完全にフィールド型RPGになっていました(当時はウルティマ型と言ってましたね)。

それまでの章でも移動もRPGのようなマップで行われます。当時、堀井雄二さんはコンピュータRPGにハマっていて、それを表現したかったと自分で言っています(『スーパーヒットゲーム学』より)。

そして、この『軽井沢誘拐案内』が発売された翌年、『ドラゴンクエスト』が発売されます。

つまり、『軽井沢誘拐案内』は『ドラゴンクエスト』の原型なのです。

ゲームデザイナー堀井雄二の偉業

どうでしたか?「堀井ミステリー三部作」は。

堀井さんは『ポートピア連続殺人事件』でファミコンにアクションゲーム以外の楽しみを与え、『オホーツクに消ゆ』で歴史を変える画期的な入力システムを発明し、『軽井沢誘拐案内』を経て『ドラゴンクエスト』を世に出しました。

堀井さんいなかったら日本のゲームはどうなってたの?と割と本気で思っていいレベルの偉業だと思います。

堀井雄二という存在に感謝しつつ、『ドラゴンクエスト』やその他のゲームをこれからも遊んでいきましょう。

【オマケ】いただきストリート

『モノポリー』の亜種である『いただきストリート』というボードゲームは、さくまあきらさんと「ボードゲームを一つお互いに作ってみようぜ」という話になってデザインされたゲームで、そのときにさくまあきらさんがデザインしてきたボードゲームがあの『桃太郎電鉄』です。そんな話も面白い。