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将棋の王将に「王将」と「玉将」がある理由


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なんだか藤井聡太四段とかいうものすごい若者が現れて将棋が話題になってますね。そんなわけなんで、将棋の話題をひとつ。

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(画像掲載元:玉将 - Wikipedia

将棋の王将って、なんで「王将」と「玉将」の2種類あるの?って思ったことありません?

いやまぁ、将棋って大昔っから存在しているもんですので、理由はコレだ!なんてものはハッキリ言ってないみたいですけど、ひとつ面白い話がありまして。

「玉将」と「王将」

「王将」と「玉将」、本物はどっちだ?

将棋は古くからあるゲームです。

1120年頃の書物『二中歴』に将棋の記述があって、その将棋は平安将棋と呼ばれていますが、その平安将棋には「玉将」はありますが「王将」はありません。

将棋駒にはもともと「玉将」しかなかったようである。平安将棋には「玉将」はあるが「王将」はない。また、11世紀半ばと推定され、最古の将棋駒とされる興福寺境内跡からの出土品には「玉将」が3枚含まれているが、「王将」は含まれていない。 しかし、字体の類似も相まっていつの間にか「王将」も使うようになったと言われている。「王将」と「玉将」には実質的には違いはないが、「天に二日なく、地に二王なし」との言葉に基づき「王将」は1枚とし、上位者(後手または上手)が「王将」を使い、下位者(先手または下手)が「玉将」を使うのが慣例となっている。

引用元:玉将 - Wikipedia

元々「玉将」だけだった…。

でも、見た感じでは何となく「王将」のほうが本物っぽくないですか?だから子供のときから「玉将」がニセモンとか思ってましたけどね。

なぜ「王」ではなく「玉」なのか

ではなんで「玉将」はあって「王将」はなかったのかというと、将棋の駒はもともと財宝、宝物にちなんで名づけられているからです。金、銀、桂、香、すべて財宝です。そして玉も。

中国では玉(ぎょく)って確かサイコーの財宝を意味していました。玉石混交の玉ですね。

ちなみにいうと、上記の理由で「王将」は王様ではありません。

「玉将」から点を取って「王将」にしたのは誰だ!

じゃあ、なぜ現在は「王将」があるのかってハナシですが、ここにある天下人が登場します。

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豊臣秀吉です。

秀吉があるとき言ったそうです。

「なんやねん、タマって。なんで一番エライ駒がタマやねん。点が余計やねん。点を取れ点を。そしたら王やないかい。王将。ええやないか。新しく駒を作れや。王将って。王やないといやや。作ってきてや。いやちょっと待て。王はひとりや。ワシだけや。王将にするのは片方だけでええわ。お前らは玉将使っとけwww玉www」

まぁ何というか、学のない豊臣秀吉らしいワガママで、将棋の2枚の玉将は「玉将」と「王将」に分かれたとさ。

めでたしめでたし。

最後に

まぁ、諸説ある中のひとつです。ちなみに、ただ単に駒を作る人が点を付けるのを忘れちゃったとかいう笑える説もありますよ。

ホントに秀吉のせいで王将が出来たかどうかは定かではありませんが、天下を取ってからの秀吉らしいなぁとか思ってこの話が割と好きなのです。