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初めて徹夜したゲーム、『維新の嵐』

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ゲームばっかりしてます。

今はもうなくなってしまいましたが、若い頃はしばしば徹夜することもありました。

今回は、ぼくが初めて徹夜したゲームのことを書きましょう。

維新の嵐

はい、ぼくが初めて徹夜したゲームはこれです、『維新の嵐』(8bit版)。

維新の嵐は、幕末の志士となり、思想(尊王・公儀・佐幕)で明治維新を目指すゲームです。

『維新の嵐』(いしんのあらし)は、1988年に光栄(現・コーエーテクモゲームス)が発売したパソコン用ゲーム。光栄がシミュレーションゲームとロールプレイングゲームを融合させた独自のゲームジャンル「リコエイションゲーム」のシリーズ第1作。PC-8801版以降ではゲームの仕様がかなり異なる。続編に『維新の嵐 幕末志士伝』『維新の嵐 疾風龍馬伝』がある。

プレイヤーは幕末に実在した人物の1人となって日本全国の思想的統一を果たし、自分の思想なりの明治維新を成就させることを目指す。

引用元:維新の嵐 - Wikipedia

アナタ光栄信者だったから徹夜したんでしょ!って言われそうですが、ことはそんなに単純じゃないのです。

ぼくが『維新の嵐』で徹夜するまで

PC-9801でリリースされた『維新の嵐』

まず、この『維新の嵐』はPC-9801でリリースされたということを知っておいていただきたい。ちなみに、これを16bit版というみたいです。16bi版、8bit版という言い方は、『光栄ゲーム用語事典』によります。

当時、ぼくはPC-8801markⅡSRユーザーであったことはこのブログでも散々書いてきましたが、これは8bitのホビーパソコンでありPCゲームのハードとして主流で、16bitのPC-9801はビジネス用パソコンという認識が一般的でした。

ところが、この『維新の嵐』はそのゲームのボリュームにより8bit機には収まらず、PC-9801にてリリースされてしまったのです。

移植は絶望的

さぁ『維新の嵐』の9801でのリリースに驚いたのはぼくです。

当時、司馬遼太郎の『竜馬がゆく』を読んで幕末と坂本龍馬にハマっていたぼく(なんせ高校生なんで)。その幕末のゲーム化は待ってました!と叫びたくなるほど嬉しいことでした。しかも歴史シミュレーションを作らせたら日本一の光栄が作るわけですから、喜ばない理由なんぞありません。

それなのに、ああそれなのに。9801でリリースされたら遊べないじゃないの!

雑誌などの情報によれば98のスペックをフルに使って作られるので88になんか移植されないとかも書いてあって、ぼくは絶望にうちひしがれつつ、ダメ元で父親に9801をおねだりしてみましたがもちろん却下。

くそうくそう遊びたい遊びたい!とか思いつつ雑誌の紹介ページや攻略ページや広告を切り取ってスクラップブックにペタペタ貼ってそれを眺めてはため息をつく毎日。

システムが変わって88に登場!

そうやって1年ほど経ったでしょうか、何気なく『ログイン』の光栄の広告ページを見ると『維新の嵐』8801版登場の広告がありました。

まじか。

何度も確認しつつやっぱりこれは本当だとわかったときのぼくの喜びようといったら!……あんまり覚えてないですけど。

しかし、諦めつつも待ち望んでいたゲームです。ぼくは発売日当日に欲しい!と思いました。そこで、通販を利用することにしました。当時はAmazonでポチっとしたら家に届くとかないですよ、現金書留で現金を送るのです。光栄に。

実はこの辺の顛末は以前書いてます。

徹夜した!

発売日当日。

高校からチャリンコをかっ飛ばして家に帰ったぼくは、オカンが机の上に置いておいてくれた光栄からの箱に真っ先に飛びつき荒々しく包装を解き、『維新の嵐』(8bit版)のパッケージを手にとりました。

「うおおおおおーーーーー!!!!」

パッケージを開けて5インチディスクを取り出しドライブへ突っ込んで88SRの電源をON!

流れるオープニング。志士選択画面。

迷わず坂本龍馬を選んだところでオカンの声。晩メシ。くぅーいいところで!生まれて初めて「メシいらんわー」と思いつつせっかく作ってくれたオカンに悪いのでリビングに飛んで行ってマッハで食って部屋に戻りました。

そこからはずっと遊んでました。飽きない。

坂本龍馬で地元の若者を説得しながら仲間を増やし実績を積んだところで小藩の藩主を説得して仲間としてその藩の実権を握ってさらに実績を積むころには雄藩の藩主とも話をする仲になりつつ、なんてことを画面内に広がる日本を飛び回りながらやっていくんです。幕末好きにとっては夢のようなゲームです。そうそう、もちろんメンバーを集めて海援隊も結成します。

……と、そんなことをやってるうちに窓の外が段々明るくなってきました。生まれて初めての徹夜でした。

最後に

1年もの間ずっと待っていたゲームでしたから、無我夢中で遊んだんですねぇ。次の日学校とか全然お構いなしでした。体力もあったし。

ちなみにこれ以降、ぼくの中で「光栄のゲームは絶対に発売日に買って絶対に徹夜する」という儀式が必ず執り行われることになりました。体力もあったし。

めでたしめでたし。

みなさんが初めて徹夜してプレイしたゲームは何ですか?ていうか、ゲームで徹夜とかしました?