コバろぐ

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『ポケットモンスター』と息子と父親

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先日、仕事から帰ると長男の「おかえり」とかいう声が聞こえてきました。時間は23時をまわったとこ。

「まだ起きてんのか」と見てみると、手にニンテンドー3DSを持ってました。

「フーン、買ったのか」

「うん」

長男が遊んでいたのは『ポケットモンスター ムーン』。

熱中している長男

そういえば、その日は『ポケットモンスター』の発売日でした。普段勉強する時にも見せない真剣な表情で遊んでいる長男。

「どうよ?」

「面白いよ」

なんとまぁ簡潔な会話でしょ。しかし高校生男子と父親なんてもんはこんなもんじゃないでしょうか。ぼくの場合は、親父とまったく会話などしてなかった時期ですから。

しかし、ヤツの場合、ほんの1年前つまり中学生のころまではそんなこと全然ありませんでした。これでちゃんとした大人の男になれるんだろうか、とかこっちが心配するほどに。部活の間、家族でどっかに出かけたというと「ずるい!」といい、どっかで外食してきたというと「ずるいずるい!」と言ってたくらいに。

ちょっとは成長してるんやな、と実感しつつ、ぼくは遅い晩メシを食いながら彼を見ていました。そしたらある情報がぼくの頭に思い出されました。

「ムーンってことは、今ゲームのなかは昼やろ」

「えっ?何で?そうだけど」

「知らんのか。ムーンは時間が12時間ずれてるらしいで。サンはそのまんまやて」

「マジで!?道理で明るいと思った!知らんかったー」

父親の威厳をまた示したぼくでした。なんやそれ。

会話が嬉しい

しかし最近は、部活から帰ってきて、ぼくが家にいてもロクに会話もしてませんでした。ちょっと前までは「俺と会話しすぎ」とかいって心配していたのに、ちょっとそれがなくなると寂しいもんです。

少々さみしかったので、『ポケモン』がきっかけでちょっとだけ会話が増えたのが嬉しかったりします。そんなの長男には悟られないようにしてますけど。

というわけで、なおさらムスッとした顔をしながら『ポケモン』で遊んでる長男を見ていました。

ていうか、リビングでゲームすんねや。まだまだ子供やな。ぼくはずっと部屋に籠って8801SRでゲームしまくってた時期なのに。

でもまぁ、携帯ゲーム機ですからね。いやいやそれでもリビングで?みたいな。

最後に

そういえば、最近は長男とゲームのことでしか会話してない気がするなぁ。しかしそれも、ぼくが親父にしてもらえなかったことですから、それはそれでいいのかも知れませんね。

ぼくが『ポケットモンスター サン』を買ってくれば、一緒に遊んでくれるかな、なんてことを考えてたら長男が言いました。

「そういえば、ジム戦がないんだよ。なくなったんだよ」

「え!?マジで!?」

チクショウ、負けた。

 

ではまた。