川本喜八郎の三国志人形が『三國志13 with パワーアップキット』に登場！？

コーエーテクモゲームスより2017年2月16日発売予定の『三國志13 パワーアップキット』と本編セットの『三國志13 with パワーアップキット』が、なんと川本喜八郎さんの三国志人形とタイアップするそうです。

武将CGとして使用可能なグラフィックが25名以上用意されるとか。これは何と言うか、ぜひ見てみたい。

川本喜八郎の三国志人形

人形作家・川本喜八郎さんの三国志人形とは、1982年10月2日から1984年3月24日までNHKで放送された人形劇『人形劇三国志』で使用された人形です。

例えば、これは関羽。

『人形劇三国志』はぼくが子供の頃に初めて触れた三国志であり、それがゲームの世界にやってくるってのはぼくにとってはかなり趣深いことです。

『三国志演義』を元にした人形劇ですが、原作よりも少しコミカルにして登場人物を絞り込み、分かりやすく桃園の誓いから五丈原の戦いまでを描いています。

劇は漫才師の紳助・竜介のナレーションで進行していきますが、彼らは劇中にも紳々・竜々として一兵卒で登場し、物語を最後まで見守ります（最終回ラストの「わしらの知ってる人達は皆あの中へ入ってしもうたなあ」というセリフは秀逸）。

「三国志って何なの面白いの？」っていう人には三国志の入門として是非観てもらいたいなぁ。

2012-08-01

そんな人形たちが登場するという『三國志13 パワーアップキット』は、『三國志13』をより深く楽しむための追加ツールです。

ちなみにこの追加コンテンツを別売りにするやり方はコーエーテクモの伝統で、光栄のころの『信長の野望覇王伝』のパワーアップキットが初出でした。

このころは武将のパラメータをいじったり、追加シナリオを楽しんだりできたくらいだったんですけどね…。

パワーアップキットも『三國志13』までくると色々とシステム面でもパワーアップするみたいです。

名乗ることで世界がグンと広がる「威名」の要素が追加され、「要衝」と様々な機能をもつ「城塞」を構築して勢力全体の展開を練り上げる戦略が必要となり、戦術を論ずる「軍議」が行われたりして、より『三國志13』の世界を楽しめるようになっているようですね。

さて、いざ『三國志13』のパワーアップを買おうと例えばAmazonに行っても、PCとPS4とPS3で発売されてたり本体と一緒だったりAmazon限定があったり初回特典があったりでゴッチャゴチャになっているのでここに整理しておきます。それでもゴチャゴチャしてるけど。

いや、今回の話題はとにかく川本喜八郎さんの三国志の人形が蘇ることに尽きます。あの人形たちがモニターに映し出されるのを是非見たいので、今後にも大注目です。

『三國志13 パワーアップキット』及び『三國志13 with パワーアップキット』の発売日は2017年2月16日予定です。

川本喜八郎ジェネオンエンタテインメント 2007-01-25

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