コバろぐ

社会人ブロガー頑張る

売ろう売ろうとしたら営業はダメなのよ、というお話

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どうも!コバヤシです。

なんだかんだで結構長い間営業やってます。

そんなぼくが営業として気になる記事が2つ、エントリーされましたので紹介しつつ思ったことを書きます。

 

モノの売り方、2つの事例

押し売り

まずは仮面講師 (id:kamennkousi)さんの記事。

kamennkousi.hatenablog.com

仮面講師さんがエンジンオイルの交換に行ったお店でエラい目にあった、という記事です。

普通にエンジンオイルを交換するだけでいいのに「コッチの方がいい」と高い商品をすすめたり、関係ない箇所まで何とかしようとしたりされて大変だったようです。

もちろん、なんとかより多くのお金を得たいんです、売る側は。そのためにはこういうことをする人や法人は多いですよね。

何人かにひとりは気の小さい人がいて、言われるがままに色々やってたくさんのお金を払っているのでしょう。

そういう人を見逃さないために、こんな押し売りをしちゃうんですね。

でも、それじゃダメなんだよな~。

 

騙し討ち

次はサキ (id:masaki709)さんの記事です。

www.nubatamanon.com

サキさんがコンバースのスニーカーを買いにいったお店でエラい目にあった、という記事です。

お買い得な商品をやっと見つけたと思ったら、実は手に取ったのと違う商品がお買い得で、買おうとしたのは高かったってヤツです。ワザと間違うように店頭にディスプレイしていたそうですよ。

もちろん、なんとかより多くのお金を得たいんです、売る側は。そのためにはこういうことをする人や法人は多いですよね。

何人かにひとりは気の小さい人がいて、言われるがままに自分が手にとった商品を買っていくのでしょう。

そういう人を見逃さないために、こんな騙し討ちをしちゃうんですね。

でも、それじゃダメなんだよな~。

 

「押し売り」と「騙し討ち」の共通点

上記2例には、共通点があります。わかりますか?

その共通点とは、「リピーターが出来ない」ということです。

当たり前ですよね。

無理矢理お金使わされたり騙し取られたりしたら、そのときは気が小さくて言われた通りにお金を使ったとしても、絶対に絶対に2度とその店には行かないでしょう(ごくたまにまたいっちゃう上質のカモもいますが)。

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まぁ、大抵の人は2度といかない。

普通に店舗を構えるならば、リピーターを逃すのは愚の骨頂だということは社会に出て仕事をしている人ならわかるでしょう。

それを自分から放棄するなんて、モノを売る仕事をしているんだったらナンセンスとしかいいようがない。

よくテナントビルの1階とかにいつの間にか現れて、ジイさんバアさん集めて健康食品売ってると思ったらいつのまにか消えちゃうお店、あるじゃないですか。あれはお金を使わせるだけ使わせて、十分儲けたら次の場所へ行っておなじことやってるんです。

そういうイナゴのような店ならまだしも、ドッシリと店舗を構えてやってるのにリピーターを逃すやり方はダメダメでしょう。

だからブログでダメ出しされるんですよ。

 

じゃあどうするか

リピーターになってもらうにどうするか。簡単ですよ。

上の2例で言うならば、挨拶をキッチリする、丁寧に応対する、店内をキレイにする、言われた仕事をこなす、わかりやすく商品をディスプレイする、などなどしとけばオッケーじゃないですか。あらゆるプラスをやっておく。

そうすれば、少なくとも現状よりは「あ、ここキモチいいな、また来よう」「ここで働いている人は実にキモチいい、また来よう」ってなりますって。要は「また来たい」って思わせることです。

不安なら、それを確実にするために帰り際に渡すチラシでも作っとけばいいじゃないですか。そして「また来てくださいねニコッ」って渡せばいいだけです。

 大丈夫、それでも来ない人は来なくていい人ですから。

 

営業マンもいっしょ

上記は、我ら営業マンもいっしょでしょう。売るモノが何であれ、お客さんは買いたい人から買いたい。

そこで、自分から買ってくれるように行動するのが営業なんです。そのためには身だしなみや挨拶やわかりやすさなどなど、あらゆるプラスを利用するんです。

ゴリゴリゴリゴリ商品の説明をしたり、ウソをついて買わせようとしたりしたら、そのお客さんはその商品が欲しくなったときに極力他の営業マンから買おうとします。

買うときに選んでもらえるように普段からお客さんに気に入ってもらっておくこと、それが営業なんじゃないかなぁ。

その点で、2つの記事のお店は両方ダメダメですね。

 

ではまた。