さぁ、2月12日（日本時間）はいよいよ第58回スーパーボウルが開催されますよ！
今年はカンザスシティ・チーフス（AFC）とサンフランシスコ・49ers（NFC)が激突します！
（画像掲載元：第58回スーパーボウルは2月12日（月）8時30分キックオフ | NFL JAPAN.COM）
が、これだけのビッグイベントにも関わらず日本ではやっぱり「アメフト自体何だかよくワカラン」という人がまだまだ多いんですよね。
そこで、そういう人向けに記事を書いてアメフトの啓蒙活動に入ったぼくが（嘘です気まぐれに書いてるだけです）、今回はスーパーボウルについて書いてみようと思います。
アメリカンフットボールを知らなくても楽しむための4つのこと【超々初心者向け】 - コバろぐ
↑良かったら読んでみてくださあい。最低限これを知っておけばとりあえず楽しめるだろうということを書いたつもりです。
スーパーボウルって？
スーパーボウル（Super Bowl）は、アメリカの4大プロスポーツ（NFL、NBA、MLB、NHL）の中でも最大の人気を誇るNFLの優勝決定戦で、アメリカン・フットボール・カンファレンス（AFC）とナショナル・フットボール・カンファレンス（NFC)の優勝チームで争われます。
毎年日曜日に開催され、その日はスーパーボウルサンデーとかスーパーサンデーとか呼ばれてアメリカ中が注目、事実上アメリカの祝日となっています。
スーパーボウルあれこれ
スーパーボウルサンデーにはアメリカ中がスーパーボウル観戦しかしなくなるため、色んなことが起こりますし、最大のイベントには色んな逸話があります。
視聴率
スーパーボウルは200以上の国と地域で放送されますが、アメリカではもう毎年毎年その年の最大瞬間視聴率を記録します。
また、25年連続全米テレビ視聴率40％超を記録し、歴代視聴率トップ10のうち、実に9つをスーパーボウルが占めています。
チケット
NFLは人気のスポーツであり、その人気ゆえにチームによってはそのチケットは入手困難だったりします。なので、大人気のスーパーボウルともなるともっと入手困難になります。
基本的に一般に向けての販売はなく、NFL全チームに分配され（出場チームと本拠地があるチームとその他のチームで割合があります）、残りをリーグがスポンサーや代理店に販売します。
価格は平均3278ドルで、特別室のチケットはマンション価格並になっています。
非常に入手困難なため、クルーザーと交換してくれという人がでたり、抽選で当たったとかいう通知を出して指名手配犯をおびき出すのに利用されたりもします。
経済効果
チケットがそんなんですから、スーパーボウルの経済効果はものすごいんです。
CM枠も世界一高額（1秒につき15万ドルとか…）ですし、そのアメリカへの経済効果は夏季オリンピックやFIFAワールドカップよりも上だと試算されています。
また、テレビ局のクルーや観客がワンサカ来ますし、他にも雰囲気を味わうためだけにアメフトファンや観光客が押し寄せますから、開催都市への経済効果もエライことになります。
ハーフタイムショー
スーパーボウルはハーフタイムショーも有名ですよね。
1993年のマイケル・ジャクソン以降、超大物がミニコンサートをすることになっており、今や非常に権威のある舞台になっています。そして、基本的にノーギャラです。
ちなみに今年（2024年）は世界的R＆Bシンガーのアッシャーがハーフタイムショーをつとめます。
さらにちなみに、2004年にジャネット・ジャクソンがポロリをして以降、テレビ放送では数秒遅れて放送されることになっています。
めっちゃ食う！
みんなテレビの前でスーパーボウルを観るんですが、そこはアメリカ人ですからモリモリ何かを食べながら観るわけです（偏見）。
なので、年間で感謝祭に次いで2番目の食糧を消費する日となっています。感謝祭といえばみんなが我が家でモリモリ食う日ですが（偏見）、それに匹敵するなんて食いすぎです。
下水が詰まる？
みんながみんな固唾をのんで試合を観ているわけですが、一段落ついてCMの時間になるとアメリカ中の人が一斉にトイレにいきます。なので下水がパンクしちゃうとかいう話もあります。
ちなみに、NFLでは残り2分で一旦時計が止まりますが（ツーミニッツウォーニングといいます）、これはクライマックスでCMを入れるためにできたルールらしいですよ。
最後に
こんなことを頭に入れつつスーパーボウルをテレビ観戦すると「あぁ、アメリカではみんながこれみてるんだなぁお金も動いてるんだなぁ」と思えること請け合いです。
楽しみましょう！
