『10万ゴールドまんじゅう』が買えなかった！

2021年6月13日、この日発売の『10万ゴールドまんじゅう』が買えなかったことをここにご報告します。

くそう。

ていうかみなさんご存じでしょうか『10万ゴールドまんじゅう』。知らなくても埼玉県人なら「ん？」ってなるシロモンですけども。

追伸。後日ゲットしましたよ！

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『10万ゴールドまんじゅう』とは

位置情報を活用したスマホアプリゲーム『ドラゴンクエストウォーク』が、「リアルおみやげプロジェクト」という企画をしていてゲーム内に登場する「おみやげ」をリアルに開発・販売しているんですが、その第二段として登場したのが『10万ゴールドまんじゅう』。ゲーム内では「白いまんじゅう」として登場するアレです。

このまんじゅうのモデルになったまんじゅうこそ、埼玉県人にはお馴染み株式会社十万石ふくさやの『十万石まんじゅう』なのです！

そして、『ドラクエウォーク』とコラボするにあたって付いた名前が『10万ゴールドまんじゅう』。完璧すぎる。

そして、完璧なのはネーミングだけではありません。パッケージも！

「うまい、うますぎる」というお馴染みのキャッチフレーズ、そしてそのフォント（オリジナルはあの棟方志功考案）、完璧ですね。

ちなみに軽く『十万石まんじゅう』について。埼玉県人にとっては当たり前でも、他県の人にとっては「なにそれ？」ってなることも多いですから。

『十万石まんじゅう』は自らも「埼玉銘菓」と言ってるだけあって埼玉県行田市の株式会社十万石ふくさやが製造する和菓子です。しかし別に歴史はそんなに深くありません。そもそもが、第二次大戦後に砂糖が解禁してから出来たまんじゅうですからね。

しかし、埼玉県人がこのまんじゅうを心に留めているのにはわけがあります。ええ、そのCMです。

「風が語りかけます。うまい。うますぎる」のフレーズでお馴染みの、アレです。

これ、ずーーーーーっとやってますから。ぼくが親父の転勤の関係で埼玉に住んだのが小3～中2。その間もずっとテレビ埼玉で流れてましたし、その後、26歳で一人暮らしをするために埼玉に出てきたときも流れてました。まったく同じのが。すごくない？新しいの作れよとか言っちゃダメ。

まぁ『十万石まんじゅう』とはそんなまんじゅうです。

『10万ゴールドまんじゅう』や『十万石まんじゅう』のことをサラっと軽くわかってもらったところで、本題。

ぼくは、埼玉に住んでてブログを書いててゲームが好きな人間です。そんな人間にとって、『10万ゴールドまんじゅう』は格好のネタじゃないですか。だから、買いに行ったんですよ、歩いて行ける範囲に十万石の店舗があるから。朝10時に。わざわざ会社に「野暮用で明日はちょっとだけ遅れる」とか言っといて準備万端で。

「すみませんドラクエの『10万ゴールドまんじゅう』ありますか？」

「あっという間に売れてもうありません」

「は？まだ10時ですよ開店したばっかりでないというのはどうかと」

「ここは朝9時開店です」

「あそうですか」

というまさかの「9時開店」というトラップで買えませんでした。「何でや和菓子屋の店舗なんは普通10時開店やろ！！！」と言ってももう遅い。

ぼくは予約だけ入れて急いで会社に向かったのでした。後から聞けば、9時前からめちゃくちゃ行列ができてたらしい。

「何やソレ！お前ら普段十万石まんじゅうは甘すぎてちょっととか言っとるやないか！ドラクエとコラボしただけでこれか！ふざけんな！」と言っても無駄、というか勝手に9時開店と思い込んでいたぼくが悪い。

食えないとなると益々食いたい『10万ゴールドまんじゅう』ですが、おあずけです。

ちなみに予約できたのは6月19日です。そんな先？何度も言うけど、お前ら普段十万石まんじゅうに見向きもしてないくせに何で！？

とりあえず、食べたらここでレビューしたいと思います。十万石まんじゅうと食べ比べでもしてみようかな？きっと見た目以外は何一つ変わりはないでしょうけど。