コバろぐ

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二千円札をゲットしてババを引いちゃった感覚になった

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2019年10月、ぼくは会社の旅行で沖縄に行き、そのことについては何本かの記事にしました。

ジューシー、玉泉洞、グスク、フトン巻きのジロー……これで帰ってから書こうと思って拾ってきたネタは全部書いたと思ってたんですが、旅行の写真を整理していてひとつ見落としていたことが判明しました。

二千円札です。

二千円札とは

もしかしたら今の若い子って二千円札とか言っても「そんなんねーよ」って思う人がいるかもしれない(現にウチの子たちは知らない)し、聞いたことがあっても都市伝説だと思ってるかもしれないので、二千円札について少し。

二千円紙幣(にせんえんしへい)は、現在流通している日本銀行券の1つ。二千円札(にせんえんさつ)、二千円券(にせんえんけん)ともいわれる、額面2,000円の紙幣である。これまでに発行された二千円紙幣は、2000年(平成12年)より発行が開始されたD券の一種類のみであり、これが2019年(平成31年/令和元年)現在も有効であり、日本で流通している。

引用元:二千円紙幣 - Wikipedia

2000円札は、沖縄サミットと西暦2000年だから作ろうやみたいなノリで誕生し、表面には首里城の守礼門がデザインされています。自動販売機に対応ができなかったからとか何とか色んな理由であんまり流通せず、今もどこかで流通はしてるけど新しく印刷はされてないようです。

しかし、守礼門がデザインされてて沖縄サミットにちなんでるというので、沖縄県には愛されていてバリバリ流通しているという噂は聞いたことがあります。

二千円札が手元に!

玉泉洞にて

それは沖縄の鍾乳洞、玉泉洞に行ったときでした。2人分の入場料7千何百円かを払ったんですよね。

そのときに、係の人に「お釣りに二千円札入れてもいいですか?」だか「お釣りに二千円はいりますね」だか言われたんです。ぼくはボケッとしてたので何も考えずに「はーい」なんて言いながらお釣りを受け取ったんですが、それを持ったまんま歩きながら考えるとはなしに考えました。

「二千円札ねぇ。二千円…札…。……。二千円札!?あの!?」

急いで手元を見るぼく。

そこにはしっかりと二千円札がありました。

二千円札

歩きながら撮ったのでボケててすまぬ。それはさておき、二千円札を見てぼくのテンションは若干上昇。

「おおー見て見て見て見ろ見ろ見ろ!二千円札!二千円札!」

同行していた同僚たちも「うおー」「ホントだ」とテンション若干上昇。

沖縄ではまだ流通していると聞いたことがあるけど、まさか自分の手元に来るとは!ぼくの手元に来たのはたぶん二千円札が発行された2000年以来だと思います。そのとき以来ない。なので、19年ぶり2度目になります。

二千円札を手にとり、「ホントに沖縄では二千円札が流通していたんだ…」と妙な感動を覚えたわけですが、なんだかぼくはモヤモヤしてましたね。

沖縄にいるうちに使わなくては…

そのモヤモヤは、まるでトランプのババ抜きをして遊んでいるときにババを引いてしまったときの感覚。「うわ!来ちゃった…」みたいな。

そして、「ババを次のやつに早く渡さなくては…」と思うのと同じ感覚で「これはすぐに使わなくては…」と思ったのです。

「沖縄にいるうちに使わなくては…。埼玉に戻ったら使えなくなるぞ!」

もちろん、二千円札はちゃんとした日本の紙幣ですからそんなことはないんですけども、沖縄以外ではニセ札呼ばわりされてもおかしくないような、そんな感覚が正直あります。19年前に手元に来た時もソッコーで使ったし、そのときは妙にドキドキしたもの。外国のお金を見るとわかると思うんですけど、普段使ってないお札なんてオモチャにしか見えないじゃないですか。二千円札も、それですその感覚です。

とにかく、早くぼくの手元から二千円札をなくしたい。そうしないと落ち着かない。誰か!二千円札を受け取ってくれ!

まぁ、そんなぼくの無意味な叫びとは関係なくその二千円札は結局その日の夜の飲みでいつのまにか手元から居なくなってましたけど。

うーん、まるで幻…。もしかして、夢?

最後に

おそらく、沖縄の人以外は同じような感覚になるんじゃないでしょうか。ババ抜きでババを引いた感覚。急いで右から左へ受け流したい感覚。

そう考えると、二千円札も何だか不憫ですね。普通の日本の紙幣なのにそんな風に言われちゃって。もっと言うと、次の紙幣の刷新のときにも登場しなかったし。

みんな二千円札を忘れないで!