もうすぐお盆ですね!
ですね!とか明るく言うのも何ですが、盆休みとかって普通の人は結局レジャーとか旅行とかに行ったりして年末年始やゴールデンウィークに次ぐ大型連休という認識が強かったりしますよね、実際。
でも、今年はぼくは「盆休みだわーい!」と単純に喜ぶわけにはいかないんですよね。でも喜ぶことになりそうなんですけど。
祖母の葬式に行けなかった
今年2021年に入って早々、母方の祖母が亡くなりました。しかし、葬式には行けませんでした。ええ、新型コロナのせいです。
まぁ何というか、我が母が生まれた祖母が住んでるところはド田舎もド田舎で老人ばっかり、情報源はテレビのみという状況、つまりは新型コロナのせいです。前に書きましたけど。
「ひー!こんなコロナが怖いご時世に東京に近い埼玉から人が来るなんて!コロナうつっちゃう死んじゃう!」という思考なんでしょう。
先の記事で書いたとおり、「アホか心底アホか!初孫やぞ!」と思ったんですがぼくもオトナなのでそこにワザワザ波風を立てることはしないわけで、祖母の葬式に行くのは断念したわけです。
個人的な本音を言うと、こっちは引いてやったんですけども非常に腹立たしい。くだらない(とぼく自身は思ってる)風評を振りかざして誰がどんな権利をもってぼくの葬式出席を止めてるのか、という怒りはこの半年間ずっと常に持ってます。誰にも言わないけども。たまにカミさんに吐き出すけども。
元々、二親等より上は他人だと定義しているぼくなので「他人が偉そうに身内の葬式出席を止めてんちゃうぞ」ってマジで思ってますからね、ええ。
新盆(初盆)くらいは、と思っていた
そんなわけで、亡くなったときに線香をあげることができなかったもんですから、今回のお盆は新盆だし止めたやつらはムカつくけど行って線香でもあげるか、と思ってたんです。
「人は死んだら消えるだけ」と思ってるノー宗教のぼくですが、身内に対してはそういうことはちゃんとやるんですよ。特に祖母はとある(ぼくに言わせれば宗教ではない)宗教に入信してましたからね。身内に対してはぼくもポキポキ折れるんですよ、オトナなんですよ。線香あげるくらいわけないんですよ。
そしたら何ですか、また無意味な緊急事態宣言がドカーンと発令されるじゃないですか。オリンピックやってるのに。正気か。
いや、緊急事態宣言の是非なんてどうでもいいんですけど、そうなるとおそらくまた「初盆に来るな」って言いだすと思うんですよ、彼らは。母とどうするか相談してるんですけど、おそらく言いだすでしょう。
そしたらまた、祖母に線香をあげることができなくなるんですが、まぁしょうがないでしょう。
最後に
まぁ、遊びに行ったときに色んなものを教えてもらったり食べさせてもらったり買ってもらったりした記憶はぼくの中にバッチリ残ってますし、思い返すことはいつだって可能ですから供養なんてぼくひとりで出来るんで別にいいんですけど、「来るな」っていう態度は心底気に入らないんですよね、理解はできるんですけども。
理解はできるんですけど、なんだかなぁ。