クソスパムフィッシング詐欺メールをコレクションしてもう長い年月が経ちますが、最近ちょっと多すぎですね。
一番多いのがやっぱりAmazonを騙るやつで、その次が楽天、次にAppleを騙るやつが体感的に多いです。ユーザーが多いと騙される人も単純に増えるんでしょう。
で、今回は久々にAppleを騙るクソスパムフィッシング詐欺メールをご紹介。
システムは支払いの詳細にエラーを見つけました。 【必要なアクション】
いつものようにまずはそのメールを実際に見ていただきましょう。
分かりやすいバレバレのやつです。
件名:
システムは支払いの詳細にエラーを見つけました。 【必要なアクション】
内容:
(ぼくのメールアドレス)様
私たちは、App Storeでお支払いの同期が失敗していることがわかりました。 サービスへのアクセスを失うことを避けるために必要な支払い方法を更新します。 このような理由から、あなたのアカウントがフォローアップまで、一時的にロックされます。
よくお問い合わせいただく質問 (FAQ) とその回答については、Appleサポート にアクセスしてください。
支払いを更新(リンクボタン)
ね、よくあるやつでしょう。
「ヤバいことになったから一時的にアカウントを止めます。そのためにリンク先に行ってね」と来てヤバいフィッシングサイトに誘導するタイプのやつです。
今回の場合、リンクボタンをポチっとするとこんなものが拝めます。
サインイン。じゃねーよ。
そんな「。」をつけちゃったらバレバレですよ。
念のために言っとくと、ここにIDとパスワードを入力したらダメですよ。これがフィッシング詐欺の手口ですよ。
AppleからなのかAmazonからなのかどっちだ!?
というわけでバレバレなクソスパムフィッシング詐欺メールなんですけども、今回の場合は本文を読む前にわかっちゃいましたよね。
フッシング詐欺らしい件名からしてバレバレですが、それは今回は置いといてもらって、とりあえず送信者を見ていただきたい。
apple <amazon@www.apple.jp>
?????
あまぞんあっとまーくだぶりゅだぶりゅだぶりゅどっとあっぷるどっとじぇいぴー。
これで「Amazon???apple???どっち???もしかして合併した????めっちゃスゴいやん」なんて思うワケもなく、ただただ業者のいい加減な仕事に笑うしかありません。
いくらバレバレの内容でも信じちゃうやつが対象でワザとやってるとはいえ、ちょっと手を抜きすぎではないでしょうか。
しっかりやれ(やるな)。
最後に
騙そうとするクソスパムフィッシング詐欺メールも、隅々まで注意深く見ると見破るためのヒントはあちこちにあるということです。
そういうのを見つけても「いやでも、もし本物だったらどうしよう」とか考えちゃう人は、ちょっとこの記事を時間があるときにでも読んでみてください。