いつのまにか11月11日の独身の日セールってのが定着しつつありますが、それはゲームも例外ではなく、ゲーム配信プラットフォームであるSteamでもセールをしてました。
なので、以前から気になっていたフリーシナリオRPG『Artifact Adventure』シリーズ3作をバンドルで買っちゃいました!やっほう!
『Artifact Adventure』とは
さて、『Artifact Adventure』シリーズと言われてもハテそれは何です?という人もいらっしゃるでしょう。インディゲームの宿命ですね。しかし、面白いRPGなんですよ。
『Artifact Adventure』シリーズは、『Artifact Adventure』、『Artifact Adventure 外伝』、『Artifact Adventure 外伝DX』の3作からなるフリーシナリオRPGです。
『Artifact Adventure』は2013年にリリースされ、ファミコンのようなグラフィック、フロントビューでターン制のコマンド入力の戦闘、膨大なフリーシナリオ、70のシーンからなるエンディングが特徴のRPGでした。
その続編である『Artifact Adventure 外伝』は同じくフリーシナリオなんですが、戦闘がなぜか横スクロールアクションになっています。
そして、グラフィックはまるでゲームボーイのようなモノクロ。かなり雰囲気が特異になっています。
そして、最も新しい『Artifact Adventure 外伝DX』はデラックスとかいってどこがデラックスかというとグラフィックがフルカラーになった点。しかも、ゲームボーイカラーっぽいカラーリングです。基本はDXと変わらないものの、戦闘に調整が入り新要素ももちろんあります。
『Artifact Adventure 外伝DX』はもしかしたら知ってる人もいるかもしれませんね。なんせ、PCよりも先にNintendo Switchでリリースされましたから。実は、ぼくもこのシリーズはスイッチから知ったんですよね。
いずれにせよ、どのタイトルも膨大な選択肢を何度も選んでいくフリーシナリオを採用しており、どこで何をしてどう選択していくかもプレイヤーの判断に委ねられています。いつどこに行って何をしてもいい。プレイヤーの行動により色んなことが影響を受け、その結果がまたプレイヤーに返ってくる。そんな自由度の高いフリーシナリオRPG、それが『Artifact Adventure』シリーズなのです。
『Artifact Adventure』を触ってみた
偉そうに説明を書きましたけど、ぼくも「これ面白そうだなぁ遊びたいなぁおお有料かでも安いなぁでも買ったら怒られちゃうなぁ」なんて指を咥えて見ていただけで、遊んだことはありませんでした。
今回Steamの独身の日セールでたまたま見つけて3作まとめたバンドルでお小遣いの範囲内だったのでエイヤっと買ってしまったわけです。
念願のアーティファクトアドベンチャー!というわけで、さっさと『Artifact Adventure』を遊んでみました。
うん!面白い!
アーティファクトのシステム(スキルはアーティファクトをゲットして得る)を理解してしまえばオーソドックスなRPGでレトロなゲーマーだったらかなり取っつきやすいプレイ感覚です。
戦闘の難易度もそんなに高くはないかな。まだ超序盤ですけど。
まぁ、インディゲームですから、モンスターの絵はこれくらいで勘弁しましょう(笑)。
そして、肝心のシナリオですが、選択肢がこれでもかと出てきます。最初の城と町をウロつくだけでも色んな選択肢がありましたよ。これは悩みますね。このゲーム、基本的にAとBを選択したらどっちかしか得られないみたいですから。Aを選ぶと絶対にBは得られない。クリアするまでこの繰り返しかと思うとちょっとシンドイかも。
しかし、自分の冒険という感覚が大いに得られ、「RPGにはストーリーはいらない、いいシステムがあればいい」が持論のぼくには向いてるかな、と思ってます。
RPGってストーリーいらなくない?ってのを書こうと思ったら「日本独自のRPGの発展」みたいなことを書いてしまった - コバろぐ
最後に
全部まとめて買っちゃいましたが、1本にかなりの時間を割きそうで全部終わることはあるのでしょうか。ただの積みゲーになっちゃうんでしょうか。わかりませんが、しばらくはファンタジーの世界に没頭できそうです。
こういうタイプのRPGが好きな人には強くオススメできますので、そういう方は是非遊んでみてください。『外伝DX』だけでいいと思いますけど。
まぁ、セールは終わっちゃいましたけどね。