いやぁ、まさかね、30年経ってから続編が出るとは思いませんでしたよ。リリースされたのは1983年だから、33年ぶりの続編ですか。
ええ、『ボコスカウォーズⅡ』の話です。何か、大々的に記念イベントなんかやったらしくて。偉くなったねえ、ボコスカ。
→「ボコスカウォーズII」の発売記念イベントが開催。前作の発売から33年間シリーズを支えてきた人達に,監督のラショウ氏が感謝を示した - 4Gamer.net
そんなもんですから、今回はレトロゲームの語り部として初代『ボコスカウォーズ』について書きましょう。
『ボコスカウォーズ』って?
1983年に現ラショウによりX1用ソフトとして開発された。オリジナル版発表の翌1984年、第1回アスキーソフトウェアコンテストグランプリを受賞し、アスキーよりパッケージ販売された。同年MSX、PC-8801、翌1985年にはS1、PC-6001mkII、PC-9801、FM-7、ファミリーコンピュータ用に移植・発売されている。
歩兵と騎兵をつれて敵の城に乗り込み、敵の王オゴレスを倒せばいいんですが、戦闘は体当たり。しかも体当たりして後は運です。一応、敵キャラとの相性はあるけど、運です。実はちょっとしたパズル性や相性に気づけば運の要素は減らすことができるんですけども、基本的に運ですね。
王だけ、兵士だけ、騎兵だけ、全員、って動かすキャラを選べますが、全員で動いてると木とかに引っかかって遅れるやつも出てきます。なので、時々戻って迎えにいかなきゃならない。いざ見つけて、さぁ前に行こうと動かすと、移動が画面外にも適用されるので前線も動いて戦闘してたりします。それで負けやがったり。
ちなみに、ファミコン版だけは最初は主人公のスレン王のみで始まり、木や岩に変えられた仲間を救出しながら進んでいきます。これはファミコンの処理の制限により取られた措置らしいですね。なるほど。当時、「こんなん『ボコスカ』ちゃう!」って言ってすみませんでした。
そして、『ボコスカウォーズ』と言えば歌!タイトルは「すすめボコスカ」!
「進め~進め~者ど~も~邪魔な~敵を~けちら~せ~目指せ~敵の~城へ~オ~ゴ~レ~ス~倒すのだ~♪」(あってる?)
この歌詞がキッチリとゲーム中のBGMにハマるのです。よく歌いながらプレイしてましたよね。
いやー、懐かしい。
センス溢れる実況動画
ぼくが笑いたいときに視聴する『ボコスカウォーズ』の実況動画があります。
クリアを目指して頑張る実況動画なんですが、うp主のセンスが大爆発してて大爆笑モンなのです。
謎のオープニング(約1分)からヤラれます。そして例の歌を歌ったり、いきなり早送りになったり、そうかと思うとゲームオーバー画面での別のゲームのゲームオーバーBGM集が発動したり、ボカロが例の歌をいきなり歌いだしたり、とにかく面白いので、とにかくご覧あれ。『ボコスカ』初見の人でも笑えますから大丈夫です。あ、ちなみにファミコン版ね。
アカン、何度見てもオモロイwwwこういうの見ると遊びたくなっちゃいます。
そして、続編についてちょっと
せっかくなんで書いておくやつ。
『ボコスカウォーズⅡ』は2016年11月10日にPlayStation4版とXBox One版がダウンロードのみでリリースされました。
新要素が3つあります。
①33年前は考えもしなかった(?)、2人同時プレイ
②33年前は実現不可能だった、原画バージョンでのプレイ
③33年前にはなかったBGMの多様性。「すすめボコスカ」も新バージョンに
実はほかにも細かいことがチラホラと…。それは遊んで確かめてみて。
さらに、今後の予定としてマップの配信などがあり、『ボコスカウォーズ』の世界はさらに広がっていきそうです。
→ボコスカウォーズⅡ|BOKOSUKA WARS Ⅱ オフィシャルサイト
最後に
いやでも、何度でも言いますけど、ここにきてまさか『ボコスカウォーズ』の続編を見ることができるとは思ってもみなかったです。
タイムリーに『ボコスカウォーズ』を遊んだオッサンとしては、このためにPS4やXBox Oneを買ってもいいくらいの喜びですよ!