野球漫画の名作『キャプテン』のその後を描く続編が4月5日発売の『グランドジャンプ』9号で復活するそうです。描くのはなんと『グラゼニ』(森高夕次名義)など人気野球漫画を描くコージィ城倉さん。
名作野球漫画『キャプテン』38年ぶり復活 『グラゼニ』原作者が“続編”新連載描く | ORICON NEWS
ええええ、マジで。
『キャプテン』って?
1972年2月号から『月刊少年ジャンプ』(集英社)に連載された。一時期は同社の『週刊少年ジャンプ』にもスピンオフ作品『プレイボール』を並行連載するほどの人気作となった。
それまで主流だった、魔球などの非現実的な技を活用する熱血野球漫画と違い、欠点も持ち合わせた等身大のキャラクターが、仲間と一緒に努力しながら(監督は不在)成長していく過程を描き、スポーツ漫画としての新たなスタイルを築き上げた。また、当初の主人公であった谷口が卒業したのちも、代々のキャプテンを主人公にすることで連載を継続した点も特徴的である。
1977年、『少年ジャンプ』系作品としては史上初めて第22回(昭和51年度)小学館漫画賞を受賞した。
『キャプテン』は野球を志すものならば誰でも好きになってるといっても過言ではない野球漫画の金字塔です。
ぼくが生まれた年に連載開始だったのか。ぼくら世代にとってはやっぱりアニメが印象深いですよね。よく近藤の投球フォームを真似したりしてました。
連載復活?
この『キャプテン』復活については、2月15日発売の『グランドジャンプ 2017年 3/1 号』で告知されるそうです。
そこに掲載されるであろう告知ページがこれ。
ここにはコージィ城倉さんのコメントも書かれています。
新機軸は打ち出しません。コンセプトは「何も足さない。何も引かない」。ちばあきお先生が生きていたらおそらくこんなカンジで描いたのではないだろうか…というテイストを“再現”してみたい
一体どんな力が働いてこの38年ぶりの復活ということになったのか、それはもしかしたら知らないほうがいいのかな。
率直な意見を言ってみる
うーん。正直ファンとしては複雑です。
確かに、可能であれば続きがみたいと長年思ってた作品ではあります。でもそれは、ちばあきお先生が描いたものじゃないと、ぶっちゃけイヤです。そして、ちば先生はもういない。
ていうか、作品に魂を吹き込む人がいないのに描いてどうするんだろう。見た目が同じだったらいいんでしょうか。
そんなの『キャプテン』に見えて『キャプテン』ではない、と個人的には考えちゃう。もはやそれは「作品」ではなくて「商品」じゃないのか。でも別にそれでもイイジャナイノ。
見てみたいのは見てみたい。ああ、読みたい読みたくない読みたい読みたくない…。
最後に
しかし、高3になった谷口が丸井、イガラシとともに甲子園をめざすとか、読みたすぎる!
え!?時代背景あのまんま!?