2025年7月21日、漫才とコントの“二刀流芸人”No.1を決める大会『ダブルインパクト』の決勝が放送されました。
結果はニッポンの社長が優勝して初代王者の称号と賞金1000万円を手にしました。
（画像掲載元：【ダブルインパクト】初代王者のニッポンの社長 ケツ「新婚旅行のグレードが上がるかも」 - お笑い写真ニュース : 日刊スポーツ）
かもめんたる、スタミナパン、コットン、セルライトスパ、ニッポンの社長、ロングコートダディ、ななまがりといった超実力者の中でトップになったのは素晴らしい！
『ダブルインパクト』おもろかった！
この『ダブルインパクト』、お笑い好きとしては非常に楽しみにしてたんですが、ホンマにオモロかったですね。
単純に、実力派芸人のネタを12本も見られるというのが良かった。もうそれだけで満足でした。見てる側からしたら順位なんてオマケです！みたいな。
極端な言い方をすると、『M-1グランプリ』と『キングオブコント』をまとめて見られるような大会ですから、今後も続いて欲しいし出演する芸人には期待するところです。
コント師多めの二刀流
さて、ここからは個人的な感想を書いていこうと思いますが、結論から書くと、ネタを全部見てぼくはかもめんたるに優勝して欲しいと思ってました。
ちゃんとコントと漫才をしていたから。
今回のメンツ、どうみてもかもめんたる含めコント師寄りが多かったと思いません？
そういう「コント師だけど漫才も出来るよ」というメンツの中、ホントに二刀流と言っていいのはニッポンの社長、ロングコートダディ、セルライトスパくらいだと思ってました。ええ、個人の意見です。
そして、何度か書いてますけどぼくはコントより漫才が好きであり、漫才ならコント漫才よりちゃんとしたしゃべくり漫才のほうが好きなんです。審査員のフット後藤と千原ジュニアも似たようなことを言ってましたが。
だからぼくは、ニッ社ロコディセルライトスパ以外の優勝はあり得ないと思ってました。結果的にこの3組がコントで高得点をたたき出したあと漫才でも結果を出しニッポンの社長が優勝したので、まあそんなモンですな、なんて思ってたりしました。
かもめんたるの漫才が一番漫才だった
そんなある意味イジワルな目線で見ていた漫才のネタ、ちゃんとしたしゃべくり漫才をしていたのは意外にもかもめんたるでした。しゃべくりというほどしゃべくりじゃないですけどマイク1本で勝負しているという意味で。
かもめんたると言えばキングオブコントの王者であるしそりゃもうコントで、漫才する姿なんて想像もできないほどですが、面白い、しかもかもめんたるにしかできない漫才をしっかり披露してくれました。
ニッポンの社長とセルライトスパも漫才だったんですけど、動きが多かったですね。個人的には、そういうのはちょっと、みたいな。やっぱマイク挟んで立ってるだけで言葉でわらかしてくれるのが好きなんです。もう個人の好みですけど。
あ、ななまがりはななまがりというジャンルです。
最後に
というわけでぼくにとっての『ダブルインパクト』は「やっぱかもめんたるのう大さんはすごいなぁ」と再認識する大会となりました。もちろん槙尾さんあってのう大さんですけど。
しかしホント、ゴチャゴチャ書いたけど全ネタ面白かったですよ。
ニッポンの社長優勝おめでとうございます！
『ダブルインパクト』、今後も楽しみだ！
