「忙しい人は買っちゃダメ!」だの「“時間が溶ける”恐怖のアプリ」だの言われて話題になっている『ダンジョンメーカー』をついにダウンロードしちゃったので遊んでみました。
いやこれマジでヤバいわ。
『ダンジョンメーカー』とは
『ダンジョンメーカー』はGame CoasterがiOS及びAndroid用にリリースしたゲームで、その名前からはダンジョン経営をするゲームかと思っちゃいますが、実はタワーディフェンスゲームです。
プレイヤーは魔王となり、色んなモンスターや罠を配置してダンジョンを作り、侵入してくる勇士たちを返り討ちにするのです。
戦闘中にプレイヤーがすることはあまりなく、しかるべきタイミングでスキルを発動して勇士のHPを削ることくらい。
魔王のHPが0になったらゲームオーバーになり、一部要素を引き継いではじめからプレイすることになります。そうやって周回しながら徐々にゲームを進めていくカンジです。
『ダンジョンメーカー』はなぜ時間を溶かすのか
『ダンジョンメーカー』はバトル中にときどきタップするだけのゲームなのに、なんで「もう少しだけ遊ぼう」がもう少しで済まず、「10分だけやろう」が2時間やる羽目になってしまうのか。
その理由をぼくなりに考えてみました。
バトル後に毎回報酬がもらえる
プレイヤーは少しずつモンスターや罠をゲットしていってダンジョンを作り込んでいくわけですが、それらをゲットする方法が、バトル後にもらうってだけなんです。
既存のスマホゲーム(ソーシャルゲーム)だと、ガチャを回すのにダイヤだーコインだーを集めてまとめて10連ガチャじゃー!とかやるんですけども、この『ダンジョンメーカー』は違います。バトルが終わるごとに罠やモンスターをゲットできるのです。
「ここにあの罠が置きたいな」と思っていてゲットできなかったら「よし次こそ!」とか意気込んで次のバトルに向かってしまうのです。そうやってお目当てのモノがゲットできたら次はアレが欲しいとなりますから、また次のバトルに向かう…その繰り返し。
要は毎回毎回ガチャが引けるんですから、次へ次へと進めたくなりますよね。
程よいランダム性
ゲームの進行はカードを3枚のうちから1枚選んでやっていきます。
このカードの配置もランダムですから、先を見ながらルートを決めていかなければなりません。お金たまったから商人のところに行きたくってもままならなかったりします。
バトル後にゲットできるモンスターや罠もランダムで選ばれた3つから選ばなければなりませんし、モンスターのスキルだってランダムで付与されるものがあり、レア度が低いモンスターでも使えるやつとかが出てきたりします。
それらのランダム要素によって、何回周回してもゲームを進めていくと展開が毎回違ったりして毎回新鮮なわけです。この辺はローグライクゲームの楽しさと同類かもしれません。
そんなわけで、ドンドン進めたくなってしまうのです。
お姉ちゃんがいっぱい
上に上げているバトル中の画像を見た人は思ったでしょう。「なんか女の子ばっかりやな…」って。
正解です。
大体、プレイヤーの分身である魔王が全てお姉ちゃんですし、各モンスターにお姉ちゃんバージョンがいて通常モンスターより強かったりするんです。
ヴァンパイア少女にナイトメア少女…。まぁなんというか、我がダンジョンをハーレム状態にするのは楽しいです。
さらに言うと、攻め込んでくる勇士はお姉ちゃんしかいません。
しかもこのお姉ちゃんたち、ドット絵で描かれててカワイイ感じではありますが、しかるべきところはアニメーションで揺れています。ええ、揺れていますとも!
そうなると全モンスターのお姉ちゃんバージョンを全て集めたいじゃないですか。我がダンジョンを楽園に!そうするとドンドン進んでゲットしていくしかないのです。
最後に
つまり、毎回ガチャが引けてランダム要素に富み、そしてお姉ちゃんがいっぱい出てくるから『ダンジョンメーカー』は1度プレイし始めたらやめ時が見つからず、時間を溶かすのです。
そうやって遊んでモンスターや罠が増えてくると戦術の幅が出てきて知的にも楽しめるようになり、そうなってくるともうとにかくこの簡易的に描かれているダンジョンでバトルするのが楽しくて楽しくてしょうがない、となって簡単には抜け出せなくなりますよ。
ハッキリ言って、これで360円は安すぎです!
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