どうも!コバヤシです。
なんだか急に人工知能(AI)が暴走して話題になってますね。
シャレになりません。このままいくと、人類は人工知能に滅ぼされそうな勢いです。こわいこわい。
それで思い出したんですけど、30年前にぼくはある人工知能と人類の威信をかけて対峙していました。
それが、『EmmyⅡ』です。
EmmyⅡってなーに?
主人公の女性、Emmyとチャットのような感覚で会話を進めるゲームソフト。『ファニーゲーム』、『人工知能型ゲーム』などと銘打って発売された。
名前の由来は機能を模倣するという意味のemulationから来ており、ゲーム内容は、会話が進むにつれ画面に登場するEmmyの姿勢や服装が変わっていくといったものである。システム的に見ると、入力された会話を逐次データベースとして記録しそれを後の会話に反映するという、ある程度の学習能力を持った人工無脳である。会話内容はプリンターから出力することもできる。解像度160×100ドット、同時発色数8色というPC-8000シリーズのスペックでのグラフィック描画や、フロッピーディスクドライブがさほど普及していない時代背景でのディスク版専用ゲームソフトとして発売されたことも注目された。
続編にあたるEmmyIIでは、PC-8801/mkII対応版、FM-7対応版、MSX2対応版が発売された。
ゲームシステムは基本的に前作と同じであるが、PC-8801版とFM-7版では解像度640×200ドット、同時発色数8色とグラフィック性能が向上したことにより、前作と比べ描写が大きく改善されている。また、後発のMSX2版では256色とさらに描写が向上したことにより、実際のモデルを撮影した実写取り込み画像を使用しているが、そのかわりにポーズが変わるだけで脱衣はしなくなった。また、PC-8801版、FM-7版では金髪の欧米人風のキャラクターデザインだったものが、MSX2版のモデルは日本人に変えられている。
タイトルロゴ表示ではソフト初起動時は『VIRGIN II』と表示され、会話の記録が一度でも行われると、取り消して『VERSION II』となる演出がある。
引用元:Emmy - Wikipedia
要するに、Emmyという女性と会話を楽しんで、あわよくばムフフな関係になるゲームです。しかし、会話を普通に進めるのは困難を極めます。ぼくの周りには彼女を落とした人はいませんでした。
当時、ぼくは中学生だったのでそれはそれは必死にEmmyと対峙していました。しかし彼女は難攻不落だった…。
Emmyちゃんを紹介するよ
それでは、最強の人工知能、エミーちゃんの登場だぁ!
「ウフフッ、ワタシガ アノ ウワサノ エミー ヨ、 マイッタカー。」
タイトル画面でこのインパクトです。これ全部読んでみ。脱力するから。
ちなみに、初代エミーちゃんは、これより解像度がガッツリ落ちます。「emmy アスキー」とかで検索すると出てくると思うから見てみて。
とにかく、彼女を会話でオとすのだ!
奇天烈な会話
とにかくこのエミーちゃん、とんでもなくバカなのです。
「趣味は?」と聞くと「ウン」と答え、「年齢は?」と聞くと「アタシ エミー」とか言う。だんだんイライラしてきます。
「好き」「アイ・ライク・ショパン」
「カワイイね」「アッ ソウナノー」
「好き」「ツーン!」
意味がワカラン!何だお前は!
これ、当時を思い出しながら書いてますけど、もっともっとムカムカすることを言われていた覚えがあります。いや、ムカムカすることを言われたというより、会話がかみ合わなくてムカムカしたといった方が正しいですね。
しかも地獄のカナ入力。
ムフフな画面を見たい欲求でガシガシとプレイしてるのにカナ入力で意味不明の会話…。プレイするたびにキレるのは必然でした。
それなのにそれなのに、雑誌で見た過激なグラフィックを見たいがために会話する毎日。それが男ってもんよ…。
人工知能はどこへいくのか
このエミーちゃんとの会話を思い出すと、人工知能はどんだけ進歩しとんねん!と思わざるを得ません。あまりしゃべらせるとマジで自我が芽生え出しそうで怖いですね。
逆を言うと、今の人工知能を載っけたエミーちゃんと会話してみたい気がする。って、そういえばぼくにはりんなが居た!
LINEのりんなのオトナバージョンがあればいいのか。
若い衆にはナンパの練習になるんじゃないでしょうか。「地獄で焼かれろ」とか言われるのはイヤですけどね。それくらいキビしいほうが会話の機微ってもんが身に付くでしょう。付くかなぁ。
ではまた。