現在はリフォーム飛び込み営業に戻ってるぼくですが、その前は不動産屋で不動産(主に住宅)売買の営業をやってました。
完全に反響営業です。
割とキビシイ不動産営業
みなさん「家買おうかな」となったらSUUMO(スーモ)
そうやってきた反響から、営業マンは何とか自分から買ってもらおうと頑張るわけです。なんせ購入者側は誰から買ってもいいわけですし(サイトに載ってるようなやつはほぼほぼどの業者でも扱える物件です)、お客さんを散々案内して買う気持ちがマックスになったときに他の業者の営業マンにさらわれることも多々ありますから、そりゃもう必死です。
そこで、反響があったときに自分が担当することになったお客さんの情報は出来るだけ知りたい。そうすればその人にマッチする物件をある程度絞ることができる。
自分の反響はそりゃ成果につなげないとおまんまが食えないわけですから必死なんです。
もっと知りたい顧客情報
そこで、電話して色々ヒアリングしたり話をしたりして情報を得てその人をできる限り知ろうとするんですね。
予算はどれくらいでどの辺にどんな家が欲しいのか…そこで「よし聞きだせた、それにあった物件を見せよう」となるのは二流営業マン。希望する条件にピッタリの物件を見せてすぐに「買います」ってなるのって極めて稀です。
そこでさらに情報が欲しい。ここから欲しい情報は、いやらしい話ですが「どういう風に攻めて買わせるか」を考えるための情報です。
そのためにあらゆることを知りたい。どんな顔をしてどんな性格でどんなことに興味があって普段どんな生活をしるか…などなど、知れば知るほど攻め方は確実になっていきます。
facebookをチェックする
ここで、SNSの登場です。申し込むときにフルネームを記載してくれる人はその名前で検索をかけちゃいます。で、色んなSNSがある中で、一番その人となりがわかるのがfacebook(フェイスブック)です。
個人情報、プライベート写真などなどが観放題。おいおいちょっと無防備すぎやしないかい?という人も多々います。
そうやってジーッと情報を見て「この人はこうだな、ああだろうな」と考え、案内ルートなどを調整し、トークの内容を整備していきます。
もちろん鵜呑みにはしません。電話で話したときにネットリテラシーが高そうだと思った人に対してはフェイスブックもそれなりの見方をしますし。そもそも偽名を使ってる人も多いですし。
それでも、SNS特にフェイスブックはその人を知るのに便利ではあります。
最後に
まぁ、ぼくはあんまりネット上の情報は疑ってかかるのでその情報はあくまでも補助としてしか考えないですし、実際あんまりフェイスブックチェックしたりはしなかったんです。でも、あらゆる情報を得て一番効率的に成果を上げたいのが営業マンですから、フェイスブックをチェックしている人は多いと思います。同僚の中には「まずフェイスブック!」みたいなやつもいましたんで。
割と、キモチワルイ行為ですね。
↓こういうのとは違う、ストーカーみたいな使い方。