今回は『女神転生』というレトロゲームの話を。
え?知ってる?ナムコやアトラスから発売されてる面白いRPG?
は?
何いってんの『女神転生』は日本テレネットから発売されたアクションゲームですよ。
は?
『デジタル・デビル物語 女神転生』
『真・女神転生』?『戯曲』?『デビルサマナー』?『ペルソナ』?
ちょっと何言ってるかわからない。
『デジタル・デビル物語 女神転生』は日本テレネットより1987年に発売されたアクションゲームです。PC8801を皮切りに、MSX、X1/X1turbo、FM77AVにて発売されました。
メディアミックス
このゲームの原作は、1986年に発売された西谷史さんのSF伝奇小説『デジタル・デビル・ストーリー』の第一作『女神転生』。
オカルトとサイバーが同居する世界観がなかなか秀逸な作品です。
徳間書店から刊行されましたが、当時徳間書店は小説からのメディアミックスを推進していました。
そこでまずアニメ化がされ、その後ゲーム化されていったというわけですね。
ゲーム化
さて、ゲームとなる『女神転生』、まず発売されたのがぼくが今ここで書いてる『デジタル・デビル物語 女神転生』です。
その後、ナムコよりRPGのやつが発売され(開発アトラス)、人気を得て原作とは無関係にシリーズ化されました。ちなみに第三作の『真・女神転生』からはアトラスが販売も手がけました。
ええ、人気のこのシリーズ、知ってますとも。
でも、メガテンはパソコンのアクションゲームなの!
『デジタル・デビル物語 女神転生』の思ひ出
さて、そんな元祖『女神転生』の思い出なんぞを。
そんなに面白くないんで(コラ)、そんなに遊んでないんですけども(コラコラ)。
ちなみにパッケージ絵はファミコン版といっしょ。しかし、何度も言うけどアクションゲーム!メガテンはアクションゲーム!
さて、このゲームの思い出。
前述のとおりそんなに遊んでないんですけど、強烈に覚えていることがあるんです。
それは……。
スライム多いな!
ということです。
このゲームの敵の8割9割はスライムです。色違いの。
違う敵もいますが(下の画像のスカラベみたいなやつとか)、こいつら強すぎというか硬すぎ。多分何十発もナイフを当てたら倒せますが時間がもったいないので、スライムを延々と倒すことになります。
あ、ちなみに主人公ナカジマはナイフをドンドン投げて敵を倒します。ナイフ何本持っとんねん!
スライムの画像撮るの忘れてた…。
さて、まずは青いスライムをどんどん倒していくわけですが、一番よわいこの青いスライムも硬ぇ…。10発くらい当てないと倒れない。
次は黒いスライムが…その次は黄色いのが…。
スライム多いな!
しかもめちゃめちゃ硬いという。1000体くらい倒さないとレベルアップもしないという…。
ひたすらスライムを倒す苦行。
キミたちもスライムを倒しまくりたくなったら『ハイドライド』よりも『ドルアーガの塔』よりも『デジタル・デビル物語 女神転生』をやろう!
ちなみに、その後もっと強い(このゲームの場合イコール硬い)敵も出てきますが、実はこのゲーム、ちょっとした裏ワザがありまして、敵をウマく壁の角に誘導すると引っかかって動かなくなるんです。
そしたらナイフ打ち込み放題!
超硬い敵も、30分ほどナイフを投げ続けたら倒せます。攻撃のキーにおもりを置いてメシを食いに行けば食い終わるころにはいなくなってることでしょう。
最後に
以上、今年で発売から30周年を迎える「スライム倒しゲーム」のお話でした。
みなさんも機会があったらやってみてね!