どうも!コバヤシです。
今回は、初めてハードディスクを買ったときの話を、その理由とともに書きたいと思います。
ハードディスクを買うっつっても、外付けのを追加するとか言う話じゃないよ。まだPCに標準でハードディスクが内蔵されていない頃の話だよ。
かったるいフロッピーディスク交換
当時のぼくの愛機はPC-9801BX2。いわゆる98フェローシリーズってヤツです。とか言ってもわかりませんね。流してもらって結構です。このマシンでぼくは毎日ルンルンとゲームばっかりしてたわけですね。
で、前述のとおりこのマシンにはハードディスクなんぞ内蔵されてないわけですが、当時のゲームはどんどん大作になっていって、それに比例してデータがどんどんと肥大化していってたのです。そして、段々と「ハードディスク対応」と銘打ったゲームも増えてきて、アートディンクなんかは時代に先駆けて「ハードディスク専用」のゲームをリリースしてました。
でもビンボー学生のぼくがハードディスクを買うなんてことができるはずもなく、フロッピーディスク5枚やら10枚やらのゲームをディスクを差し替え差し替え遊んでいたのです。
これがもうめんどくせぇんだ。そしてテンポも悪い。
それでもそこは我慢して我慢してゲームしてました。
も、もう我慢できねぇ…!!!
しかし、どうしてもフロッピーディスク差し替えが我慢できないゲームが現れました。
『同級生』です。
知ってます?エルフの『同級生』?家庭用ゲーム機にも移植されましたから、ある程度の方は知ってるかもしれませんね。
簡単にいうと女の子と仲良くなるゲームなんですが、ゲーム機に移植されたものはそりゃ家庭用ですから内容は『ときめきメモリアル』もどきみたいになってます(ザックリいいすぎですが)。
しかし!本家のパソコン版は違う!モロ!もうモロ!18禁だもん!ムフフすぎる!
で、あるからして夜な夜なムフフなグラフィックを堪能すべく遊びまくっていたのですが、この『同級生』、フロッピーディスクの枚数がハンパない。確か12枚。これを女の子に会うごとに入れ替えるのです。
め、めんどくせぇ!ていうか、気分がそがれる!こっちは女の子とムフフしようとしてるところなのに画面に「ディスクBに入れ替えてください」みたいなメッセージが出る!こりゃだめだ!ハードディスク買おう!
こうして、ぼくはハードディスクを買ったのでした。
最初に買ったハードディスク
大阪の日本橋(にっぽんばし)に駆けつけたぼくが買った最初のハードディスクは中古でした。中古の250MB(Gじゃないよ、Mだよ!)のハードディスクが25000円ですよ。今から考えるとウソみたいに高価なシロモノでした、ハードディスクは。
しかも内蔵型。生まれて初めてPCの外装を開けて中をいじりました。こうして、ぼくはたっかい買物をして、快適な『同級生』ライフを手に入れたのでした。
当時はしかし、ハードディスクにゲームをインストールするのも一筋縄じゃいかなかったんですよ、どうやったか忘れたけど。思い出したら記事にしても面白いかも。
ハードディスクを手に入れたぼくは、すでに遊んでたこれまたフロッピー大量ゲーム『フロンティアユニヴァース』や、のちに買ったハードディスク専用の『ルナティックドーンⅡ』などを快適に遊べるようになって、ますますPCゲームの世界にのめりこんでいったのでした。
これがぼくとハードディスクの出会いのお話です。
ではまた。