エクセルとかペイントとか、まぁ何でもいいんですけど、パソコンのソフトで「保存をする」のを表すアイコンって、未だにフロッピーディスクなんですよね。
例えばペイントとかだったら。
ツールバーなんかにはフロッピーのアイコンだけが出てたりする。
これっていかがなものか、と思ったんです。
保存するアイコンについて聞かれた
というのは、先日若いやつに聞かれたんです。そのときはエクセルだったんですけど。
エクセルで書類を書き終えたそいつは(ていうかワード使え)、その書類を保存しようとしたときに疑問に思ったようです。
「この、どうやら保存を表すらしいこの四角いのは何なのか」と。
「え?フロッピーやん」と答えたら「フロッピー?」とオウムがえしされる始末。そうか、フロッピーディスクはもう彼らには全く馴染みのないシロモンなんだとちょっとビックリしました。馴染みがないどころか、きっと見たこともないのでしょう。
「昔のパソコンはな、このフロッピーにデータを保存してたんや」
「USBみたいなものですか?」
「うーん、そうやな、そんなもんかな。なんと1.44MBも使えるんや!」
「メガバイトって何ですか?」
「ギガの下や」
「下ってどういうことですか?」
「うるさいめんどくさっ」
もうフロッピー関係なくなっちゃってますが、つまりは今の若い子にはフロッピーディスクと言ってもワケわからんらしい。
フロッピーディスクとは
ちなみにフロッピーディスクについて。
フロッピーディスク (floppy disk) は、磁気ディスクの一種で、磁性体を塗布・蒸着した樹脂製小円盤を樹脂製の保護ケースに入れたものである。
ちなみにフロッピー(floppy)は「やわらかい」とか「フニャフニャしてる」みたいなニュアンスの言葉。これに対して硬い磁気ディスクをハードディスクって呼ぶようになったらしい。
とにかくこのフロッピーディスクはぼくらパソコンゲーマーにとっては必需品でした。
多くのゲームは自分のプレイ状況のデータを保存するのためにユーザーディスクというものが必要だったのですが、そのためにナマのフロッピーを買ってきてフォーマットしてデータを書き込んでいたのです。だからしょっちゅう色んなゲームで遊んでいた人は常にナマのフロッピーをストックしたもんです。
まぁしかしそれは余談。
つまりはフロッピーディスクというのは前世代の記録媒体なのです。
まぁでも、完全に死んだわけではなく、例えばUSB接続の外付けのフロッピーディスクドライブなんてのもあるわけですけども。
しかしまぁ、5インチや8インチは死んでいる。ていうか、フロッピーを使いまくりの時代でも8インチは死に体でしたね(笑)
フロッピーのアイコンやめよう
そんなオワコンと言っていいフロッピーディスクを未だにアイコンに使っているのは解せません。現に若いやつ(デジタルに疎いやつではありますが)が「なにこれ?」って言ってる時点でダメでしょう。
もっとこう、今の現状にマッチした、それこそUSBメモリみたいなアイコンにしたほうがいいんじゃないでしょうか。
じゃないとオッサンであるぼくらがいちいち「え?知ってるの?スゲー!なにこれ教えて!?」と言われるのが煩わしくてしょうがないです。
「うるせぇ」とか言ってせっかく仲良くなってた若者との関係がギクシャクしたらフロピーのせいだからな!
最後に
いやでも割と本気で、フロッピーディスクのことを知らないのにはビックリしました。もう使われてないとか言ってもそんなに過去のものだったのか、みたいな。
時の流れは早いなぁ…。
ボケっとしてたら時の流れに流される。フロッピーといっしょに流れてしまわないようにしなければなりませんなぁ。
何の話や(笑)