どうも!コバヤシです。
別に好きでも何でもない音楽アーティスト(あるいはアイドル)なのに、やけに気に入っちゃって買っちゃったアルバムってありませんか?
何でこの曲聴いてるんだろう?とか思いつつ、だからといってその後にファンになるわけでもなし、とにかくこの1枚のみがイイんだ!ってアルバム。
ぼくにはありまして、それがチェッカーズの『FLOWER』。
『FLOWER』チェッカーズ
1986年3月30日に発売された、チェッカーズの4枚目のアルバムで、作詞作曲から編曲まで、メンバーだけで製作した曲が収録されました。収録されているシングルは『俺たちのロカビリーナイト』。
収録曲
1.Free Way Lovers
2.Two Kids Blues
3.君はRock-A-Ballade
4.Missアニーの証言
5.One Night Angel
6.俺たちのロカビリーナイト
7.Long Road
8.悲しきアウトサイダー
9.LADY-M.を探せ
10.時のK.City
(青字がメンバーのみで製作したオリジナル曲)
動画があった
なんか、LPレコード盤のジャケットを眺める動画があったので貼っておきます。無音。
ぼくと『FLOWER』
さて、ここいらで何でぼくがこの『FLOWER』というアルバムを気に入るようになったか、書いてみようと思います。
チェッカーズは知ってた
当時チェッカーズと言えばすごい人気だったわけですからぼくも当然知ってたわけですし、例えば『星屑のステージ』なんかは中学生ながら「エエ曲やなー」とは思ってました。でも、それもテレビから流れてくるのをたまたま聴いているだけで別段チェッカーズ好きやわぁとなったわけではないし、わざわざ自分からカセットテープなりCDなりを入手して聴こうってなってたわけでもありません。
カセットテープって何?という質問はここでは置いておきます。わからない人はお父さんお母さんに聞いてみよう。
無茶苦茶勧められた
ここにひとりの友人が登場するのです。ぼくと同じバスケ部に所属するヤツでしたが、そいつはあまり人付き合いがウマいほうではなく、バスケ部でもちょっと浮いた存在でした。ぶっちゃけ若干イジめられてた。でも、なぜかぼくにだけ話をしてきてたんです。
で、当時はチェッカーズといえばまだアイドル扱いな時期で、男性のファンは珍しかったと思いますが、そいつがチェッカーズのファンだった。
ある日そいつがぼくにチェッカーズが入ったカセットテープを持ってきて聴け聴けと言ったんです。そいつは自己主張をするタイプではなかったのですが、珍しく執拗に聴け聴けと言う。
ぼくはその熱意に負けてとりあえずカセットテープを受け取り持って帰ったのですが、どうも聴く気がおきない。
だって、チェッカーズやで?妹が聞いてるチェッカーズやで?
でも、一生懸命聴け聴けと言って来るヤツの顔を思うと、聴いたふりしてカセットを返す気にもなれずに、仕方なく聴いたのでした。
それが、『FLOWER』だったんです。
最初は「フーン」って聴いてたが…
聴いてはみたものの、当時中2になったばかりで聴いて理解できるわけもなく「へー。これがチェッカーズ。へー。あ、これ聞いたことあるな。へー」くらいしか感想はありませんでした。そして、一応ダビングしてすぐにカセットも返しました。
ダビングがわからないひとはお父さんお母さんに聞こう!
しかし、ぼくはこの年の夏休みに引っ越しをする。そして、大阪から埼玉に移動する際にウォークマンで聴いてたのが『FLOWER』だった。
おそらく、それでこのアルバムがぼくの心に印象付けられたんだろうなぁ。
その後、20歳を過ぎたころに無茶苦茶聴きたくなってCD屋を探し回って買い求めました。そして、未だに何かと聴いてます。なんだか妙に相性がいいアルバムです。
最後に
ちなみに、一番好きな曲は『君はRock-A-Ballade』。忘れちまったピュアな恋愛感情が少しだけ蘇ってきて、オッサンにはイイんだか悪いんだか。
なんだか思い出話になっちゃってスンマセンが、アナタには“ファンじゃないのにお気に入りの1枚”ってヤツがありますか?
ではまた。