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「元日」と「元旦」の違い

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いよいよ年賀状が届く元日が到来です。元旦が到来です。

あれ?「元日」と「元旦」どっち!?

似たような言葉ですが、実は違うんですよ、意味の違いがちゃんとありますよ。年賀状でしか使わない言葉ではありますが、その辺わかっといて損はありません。

5年ほど前に年賀状0枚を達成したぼくには関係ありませんけど(そんなことない)。

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「元日」と「元旦」の違い

では、「元日」と「元旦」それぞれどんな意味があるのでしょうか。

どちらも1年の始まりを表す言葉ではありますが、意味は違うのです。


(画像掲載元:https://www.flickr.com/photos/jetalone/4234453801

元日

まず「元日」ですが、これは「1年の最初の日」を意味します。自動的に、1月1日のことです。

ちなみにですけど、元日は「がんじつ」と読むのが普通ですが、むかしは「がんにち」とかいう読み方もあったっぽいですよ。

元旦

一方「元旦」は、「元日の朝」のことです。

「元旦」の「旦」という字は、地平線から太陽が昇る様子を表しています。すなわち、朝。具体的には夜明けから午前中を表しています。

つまり、「元旦」は「元日」に含まれる時間帯の一部ということです。なので、厳密にいうと「元旦の朝」という言葉は間違いということになります。

ちなみに、「元日の朝」は「元朝(がんちょう)」とも言います。

年賀状にはどちらを書くのが正解なのか

まぁでも、現在ではこんな明確に意味を分けているということはなく、誰も意識してません。それでいいんです。みなさんも年賀状に「元日」「元旦」両方書いてたり何も考えずにどちらかを書いていらっしゃることでしょう。

もはやそこは目くじらを立てるところでもない。

大体年賀状ってのは元日の午前中には届きますから、どちらでもいいんです。

気になるなら使い分ければいいでしょう。ポストに投函するのが遅れて午前中に届きそうにないなら「元日」を使っておけばいいんじゃないでしょうか。もらうほうも意識してないでしょうけど。

ただし、例えば仕事場で権力をもっててこういうしょうもないことを気にする人がいる場合、自分のために使い分けとくといいでしょう。カネのためです、カネのため。そういうやつはこういうことをちゃんとやっとくと喜びますから。その場合は1月1日の午前中に届くのが確実なら「元旦」、1月1日のうちに届くなら「元日」、2日以降になっちゃうなら「新春」とか「迎春」とか書いて喜ばせておきましょう。チョロいですね。

最後に

マジでしょうもないことですけど、年賀状云々抜きにして、「字の意味」というのを分かってるのはいいですよ。教養ってやつです。この積み重ねが人物の厚みを作るんです。そしてそれは、歳を取るごとに役に立ってくるんですよね。若い人にはわからんでしょうけども。

まぁ、そんなことはさておき、「元日」と「元旦」の違いでした。