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新庄?イチロー?万波?強肩っつったら羽生田忠克だろ!鉄砲肩だぞ!

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万波中正のレーザービーム

2024年5月21日に行われた試合で見せた北海道日本ハムファイターズの万波中正選手のライトからのバックホームが話題です。

ものすごい強肩!レーザービーム!

速い!そして低い!なんか途中から浮き上がってない!?

明らかに間に合うわけないのでラジオでは「タイムリー!」と実況していたという。現地ではリクエストになり何回もこの映像が流れそのたびに球場がどよめいたという。

いやマジですごい。これ見るためだけにスタジアムに行ってもいいレベルです。

こんなレーザービームを披露したのはイチロー選手くらいか。いや、新庄もかなりスゴかったよな!あ、ドラゴンズの英智もいたな!

 

強肩っつったら羽生田

しかし、ぼくら世代からしたら強肩っつったら西武ライオンズの羽生田忠克選手なのです。バックホームを見て驚いたといったら羽生田なのです!

1995BBM ベースボールカード レギュラーカード No.301 羽生田忠克

羽生田選手は打撃はイマイチなものの足も速く、代走や守備固めの貴重な存在として黄金期のライオンズを支えた名選手です。

そして、羽生田といえば、肩、なんですよ。「レーザービーム」じゃなくて「鉄砲肩」。「球界一の鉄砲肩」って言われてました。うん、当時は鉄砲肩っていってましたよね。その肩は、アメリカに野球留学していたときには強肩選手に贈られるベストアーム賞を受賞しているほどです。

ひとつの伝説があります。羽生田選手の痛恨の落球からのバックホームです。

1987年5月6日の日本ハムファイターズ戦で羽生田選手は守備固めとして試合に登場します。9回裏2死1塁、1点リードの場面でライト線にフライが上がりますが羽生田選手はこれを落球、呆然とするエース東尾を見てビクビクしながら(?)ボールを拾った羽生田は渾身のバックホーム!という場面です。これ、落球したのに間に合っちゃうのです。捕手の伊東選手がボールをこぼしてしまったのでアウトにはなりませんでしたが。

映像ないかな、と探してみたらありました。

いやぁ、速い!

当時これを見て「うおおおおおお!間に合うのかよ!」とコーフンしたことを覚えています。

このときの衝撃が、一生忘れられない。

最後に

しかし正直、改めて見ると「あれ?万波のほうが速くない?」とか思わなくもないですが、衝撃ですよ、衝撃。

イチローのレーザービームを見たときも思ったんですけども「おお、速いな。でも羽生田がいるしな」とかなっちゃうのです。衝撃だったから。

衝撃ですよ、衝撃。