2018年6月13日。
ついに独自ドメインで運用されているはてなブログのHTTPS化への対応が始まりました。
独自ドメインで運用されているブログが、HTTPSで配信できるようになりました - はてなブログ開発ブログ
はてなブログでは2018年6月11日から、独自ドメインで運用されているブログに、HTTPSで配信できる仕組みの提供を開始しました。
多くのはてなブロガーさんが歓喜の声を上げ、早速対応した旨を記事にしたりしています。
はてなブログのHTTPS化は、それほど待ち望まれていたことですし、それはぼくだって例外ではありません。しかし、正直言うと、「もう?もうちょっと後で良かったのに」としか思ってません。めんどくさいから。
やらなきゃいけないんですけどね。
なぜHTTPS化が望まれたのか
そもそも、なぜHTTPS化がこんなにも望まれていたのか。
それは、httpのまんまだとGoogleChromeでサイトを表示すると「保護されていません」の表示がアドレスのところに出ちゃうから。難しいことはすっとばしますが、それが表示されると「安心してみることができるサイトじゃない」ということになってしまうのです。
そうなると、「え?このサイト(ブログ)大丈夫?ヤバいのかな。見るのやめよう」ということになっちゃうということにもなりかねません。
だから、それが不安だから一時期はてなブログからWordpressに以降しちゃうブログが多かった(まぁ、原因はそれだけじゃないでしょうけども)。
HTTPS化を望む本当のワケ
しかし、どう思われようとも「好きなことを書ければ幸せだ!だからブログやってるんだ!」という人には、それはどうでもいいことのはずです。保護されてようがされていまいが“書くこと”が目的ならばどうでもいい。
しかし、みんな大騒ぎ。
その本当の理由は、それによってPVが減っちゃうからです。そして、それに伴い収益も減っちゃう。
ぼくがはてなブログのHTTPS化を望み、一時期「Wordpressに以降か?」って思ったのも、理由は正にそれです。
ハッキリ言っちゃいますが、ぼくだって読んでもらうことで収益を得ていますし、それが目的な部分もあります。大ありです。そして、それが故に続いているんです。
いっけなーい!お金お金♪
HTTPS化を望む本当に本当のワケ
「保護されない」ことによってユーザーが不安がって自分のブログやサイトが閲覧されなくなる…。みんな不安がってますけど、実はこれは本当はそんなに恐ろしいことではありません。
保護されてるされてないってのを気にしてるユーザーって、実はそんなに多くないですから。
ぼくの周りの人たちを見ていて思うんですけども、アドレスバーに表示される「保護されていません」という文字、そんなとこ気にしてる一般人はそんなにいません(ネットに疎い業界にいるってことも大いにありますけども)。みんな普通に検索して(それもヘタだけど)、上位に表示されてるサイトを何も気にせずバンバンクリックしてるんです。
上位に表示されているサイトを。
サイト運営者がHTTPS化を熱望している理由はそこにあります。
おそらく、今後Googleはhttps通信を検索順位を決める条件に入れてきます。間違いないでしょう。つまり、そうなるとhttpのままだとサイトやページの検索順位は落ちる。そうなると、当然読まれなくなります。そして当然、収益が減ります。
さらに言うと、いずれ近い将来https以外は検索からはじかれることになると思います。
そうなると、HTTPS化されていないサイトはサイトにあらず、ということになり一切読まれなくなるでしょう。
これは困る。承認欲求ガー収益ガー!
困るから、単純にGoogleに「こうしないとダメだよ」って言われて言うことを聞く。HTTPSにしないとダメだよって言われて大騒ぎ。
つまり、自分たちの承認欲求と収益の確保、それがためのHTTPS化なのです。
知らんけど。
最後に
なんてゴタクを並べてないで、ぼくもさっさと対応しなきゃなんないんですけどどうにもメンドクサくて。
しかし、ぼくの承認欲求と収益のピンチなのでやらないといけないのです。
ああ、めんどくさいめんどくさい。もひとつオマケにめんどくさい。