どうも!コバヤシです。
ちょっと古いページなのですが、『BeautifulDecay』というサイトで、日本の絵巻物『屁合戦絵巻』が紹介されています。
『屁合戦絵巻』とかふざけた名前の絵巻物がマジメに解説されているので、これを日本語に訳してみました。
『屁合戦絵巻』って?
『屁合戦絵巻』は早稲田大学図書館で所蔵されていて、デジタル化してデータベースにも記載されています。
→屁合戦絵巻(早稲田大学図書館データベース)
データベースによると、『屁合戦絵巻』は全1巻で、大きさは29.6cm×1003.1cmだそうです。ずいぶん長いな。
内容は、そのまま屁を放ちあって戦い、敵を蹴散らすという絵がひたすら描いてある愉快な絵巻物なのです。
一体、この絵巻物を描くにあたって、どんな目的があったのでしょう。今となっては知る由もありませんが、インパクトありますよね。
描いてある絵、掲載しようと思ったのですが、ちょっとだけキワドイので神に嫌われると困るので掲載しません。リンク先で見てみてください。「フフッ」ってなるから。
訳してみた!
『江戸時代のオナラ大会が描かれている日本の昔の巻物』
信じられないかもしれませんが、これらのオナラをしている日本の男性が描かれているとても古い絵はフォトショップで加工して作られたわけではありません。
これらの画像は日本の江戸時代(1603から1868)の間に生産された、屁歌合戦またはオナラ大会と呼ばれるものです。
それらは、男性が(猫を含む!)他の男性や女性、動物に有害なガスを撃つ姿を見せてくれます。
見てみると、オナラのパワーは、ひっかけられたターゲットがひっくり返るほど大きいです。
これらの絵の描かれ方は独特であり、日本文化の知識を持っていれば持っているほど、私にとってその絵はもっと魅力的になります。
幸いなことに、ウェブサイト『なるほど』は歴史的な文脈を説明してくれています。
“一連の絵は、江戸時代の終わりごろに西洋人が日本人のオナラを食らう姿を描いて、彼らを嘲笑するために使用された”と書かれています。
個々の画像は元々巻物に描かれていますが、今日では明確に分かれています(ウェブ上の画像として(?))。時代や文化を超え、オナラはいつでも笑いの源であるということを考えるのは面白いことです。
ちなみに、文中にある『なるほど』というサイトの該当ページ。
日本の文化を紹介してくれるのはいいんですけど、他になかったですかね?
日本は屁で喧嘩をするとか思われてないか
こんなのが紹介されると、今でもこんなカッコで屁を撃ち合ってるんじゃないか、ぼくらも練習していった方がいいのではないか、とか思われちゃったりするんでしょうか。
頼むよー。
しかし、逆も考えられるかも知れませんね。外国に関して「マジかよ!」って思ったら相手の国のひとも「ちげーし!」とか思ってたりして。
自分が欲しい情報は出来るだけ集めて、その上で取捨選択して事実を知ることが大事なんでしょうねぇ。
それにしても『屁合戦絵巻』というフレーズ面白いね。
ではまた。