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放射線監視装置の数値は信用して良かったのか

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あの、東日本大震災のあとに、福島県内に約3000台設置された放射能監視装置。

2020年度末までにおよそ8割を撤去するらしいんですが、ホントに大丈夫?

放射能監視装置

放射能監視装置っていうのは、福島県内の各地に設置してありまして、常に空気中の放射線量を数値で表示している機械です。ちなみに単位はマイクロシーベルト毎時。

ぼくにとってこれは割と身近な装置で、そのことは以前書きました。

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この記事の中で、ぼくはこんな風に書いてます。

まぁ全然大丈夫ですよってことなんですけど、そんなのどうでもよくて、生活圏の中にこんな無粋なモノが立ってるのがムカつきます。

まぁホント、視界に入って来るだけで鬱陶しくて邪魔な存在。

そりゃ空気中の放射線量ってのは今でも気になりますし、それを教えてくれるのはありがたいことですけれども、そもそも無くていいものがそこにあるんですからね。邪魔ですよ。

撤去して大丈夫?

そんな放射能監視装置、2020年度までに8割撤去しちゃうそうです。

邪魔なものがなくなるので嬉しいハナシではあるんですが、気になるニュースが出てきました。

東京電力福島第1原発事故の後、福島県に設置された約3千台の放射線監視装置(モニタリングポスト)について、全面運用を始めた2013年度から5年間で、破損や故障などの不具合が計4千回近くに上ることが20日、関係者への取材で分かった。

は?破損や故障などの不具合が計4000回?

いや、もう設置して5年になるわけですから、ある程度破損したり故障したりするのは仕方がない。仕方がないけど「あっ壊れちゃったテヘ」で済むシロモンでもない。

そんなこと言われたら「そんな機械に表示されてた数値は合ってたの?」とか思わざるを得ません。

撤去すると数値が見えない

一部地域で放射線量が下がって安定している、というのが撤去する大義名分みたいですけれども、修理や保全の費用が惜しくなっただけじゃないの?撤去してから放射線をまき散らすようなことをしようとしてるんじゃないの?とか勘繰ってしまいます。

そもそも、そんなに修理が多かったならいままで見てた数値は全て正しかったんでしょうか。

いずれにせよ、撤去されると我々一般人には放射線量がわからなくなります。

わからなきゃオッケー!なんてわけにもいかないもんですから、ちょっと不安になりますし、困ってしまいますね。こうなったら、個人で放射線測定器、ガイガーカウンターってやつを持つしかなくなってしまいます。

最後に

あったらあったで嫌だし、なくなったらなくなったで不安だし。

よくもまぁこんなものを置いてくれたもんだし、置かざるを得ない事故を起こしてくれたもんです。

そしてあの震災とあの事故は、この放射線監視装置ひとつをとっても、まだ終わっていない。