コバろぐ

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行くたびに捕まるなら辞めたほうがいいと思う

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シリアの武装組織に拘束されていたフリージャーナリストの安田純平さんが帰国しました。良かったですね。

で、彼についてテレビやネットで不毛な議論が活発です。

一方で「自己責任だ」と言えば一方は「いや、救うべきだった」と言い、一方で「なんか韓国人でウマルだとか言ってた」と言えば一方は「仕方なかったんだ」と言う。

でもねぇ、ぼくはそんなことどうでもいいと思ってます。それよりも、安田さんの安全を考えよう。

現地に行って伝えようとするジャーナリストの使命は尊い

危険な地域に乗り込み、その地の現状を伝えることが出来るのはジャーナリストだけなんだろうと思います。特にフリーの人にその任を任せたいと思いますし(いや、まことに勝手な話ですけども、一般人として)、当人たちもそれを己の使命として我が命をかえりみずに覚悟をもって取材してくれています。

その仕事、使命は常人が為せるものではなく、本当に尊いものであり、現地で活動している人たちには本当に頭が上がりません。

そしてそれはもちろん、安田純平さんに対しても思っていることです。たとえ彼のツイートを見て「ん?」と思ったとしても。

彼の思想や思惑なんて関係なく、その行動は尊敬すべきです。

辞めたほうがいいのでは?

しかし、職業には向き不向きがあります。これは厳然としてある。

そして、外野から失礼ながら思うのは、安田さんはジャーナリストを辞めたほうがいいのでは?ということです。

いや、安田さんはジャーナリストという仕事にたいして覚悟と使命感をもってやってらっしゃると思ってます。そして、ぼくが辞めたほうがいいだなんて言われる筋合いはないということも分かってます。他人がとやかく言う問題ではないのですが、そうはいっても命が危ない。

「いや、もとより命を投げ出して仕事をしている」と思うんでしょうけども、彼が拘束されたとの報を聞くたびに「ああ、優秀なジャーナリストが…」とヒヤヒヤするのです。

なのにそれが行くたびにですもの。「行くたびに」とは大げさかも知れませんね。何回も、ですもの。もう、そういう星の下に生まれているんじゃないでしょうか、安田さんは。

ならば。

向いてないと言っていいのかもしれない。捕まる星の下に生まれているならば。

捕まってたら「現地から現状を伝える」というジャーナリストの仕事にも差し支えるのでは。

最後に

日本は、芸能スキャンダルを追いかけてても「これはジャーナリズムだ」といっても差し支えがない有り難い国ですから、それもいいのではないのでしょうか。

ぼくは、捕まる安田さんをこれ以上見たくはない。