2020年3月13日、娘の中学校の卒業式です。
しかしちょっと例年と違うのは、保護者といえどぼくは出席できないのです。
ええ、自粛です自粛。せっかくの卒業式なのに。
(画像掲載元:Jamie NakamuraによるPixabayからの画像)
規模縮小の卒業式
要は、新型コロナウィルスの感染拡大を避けるために気をつけながらやりましょうってことです。
具体的には、娘の学校だとこんなカンジ(メールで来たやつを引用)。
1 参加者 卒業生、保護者1名、教職員、教育委員、PTA役員
2 感染症拡大防止の措置
(1)参加予定者は毎日検温し、体調管理をお願いします。
(2)発熱や咳等がある場合は、出席をお控えください。また、基礎疾患のある方及び高齢者については感染予防にくれぐれもご注意ください。
(3)卒業生及び保護者の皆様は、マスクの着用をお願いいたします。
(4)会場入り口にアルコール消毒液を設置します。消毒をしてから入場してください。
(5)飛沫感染を予防するため、会場での私語はお控えください。
3 その他 市内小・中学校の卒業生、その同居家族、教職員のいずれかに感染が確認された場合、市内全小・中学校で卒業証書授与式を中止することもございます。
我が子の安全と健康を考えたら、いきなりの休校措置でてんやわんやの状態でここまで考えてくれたことについては感謝しかないです。
しかし、保護者1名とは…。これのおかげでぼくは出席できないのです。教育委員、PTA役員こそいらんやろ(暴言)。それに、やっぱりバトンを引き継ぐべき在校生が参加しないというのは違和感があったりしますねぇ。そう考えると、在校生もちゃんとした卒業式の主役なんだなと思います。少なくとも、教育委員、PTA役員よりは。
ネットなんかを見ていると、時間短縮をしたり感染防止に校歌斉唱が行われなかったりする卒業式もあるみたいです。ぼくなんかは「卒業式なんてダルいダルい」と思ってたクチですが、こんな形になったらなったで不満タラタラだったろうなーとか思ったりしました。
自粛卒業式
しかしふと考えてみると、我が娘は幼稚園の卒園式も今回よりキツい自粛ムードの中行われたんですよね。我が娘は、というかその世代全員ですけど。
娘の卒園は2011年。
そうです、東日本大震災です。
娘の卒園式は、震災の直後でした。あのときも行うのか行わないのかギリギリまで検討されてました。そして、電気を自粛という観点からあまり電気を点けず薄暗い中卒園式が執り行われました。なんか、ビデオを撮るのに苦労した覚えがあります。
ともあれ、今までの人生の中の3回の卒業のうち2回を自粛ムードの中で迎える世代ですから、もうこれは自粛卒業式世代と呼んでいいのではあるまいか。そんなことを考えて、我が娘を何だか可哀想だなーと思ったりもするんですが、案外本人たちは気にしてなかったりするし、こんなカンジになっちゃったからこそ思い出に残ったりするかも知れないので、まぁいいのかな。
最後に
まぁとにかく、娘よ卒業おめでとう!…ということで。
それにしても、やっぱり教育委員とかPTA役員とかは…(しつこい)。