訪問販売の営業を長くやっていると、今まで契約してくれたお客さんのデータってのは蓄積していきますし、契約に至らなかった人のことも覚えていたりします。
それらを見ていると、契約する人の傾向っていうのはやっぱりあるわけですけども、今回はそれらのうち、職業について書いてみようと思います。
契約してくれる人に多い職業
契約してくれやすい職業。わかりやすくいうと、訪問販売営業マンが「この仕事やってる人は契約取りやすいよ!」って思ってる仕事。
これが、あるんですよ。
もちろん、その職業の人から全員契約取れるとか、それ以外の仕事の人はキビシイとか、そういうことではありませんよ。しかし「こういう人は契約しやすい」というのは確実にあって、「この仕事してるなら大丈夫」って期待しちゃう人ってもの確実にいるんです。契約に至らないまでも、少なくとも必ず話は聞いてくれる人ですね。
今、パッと思いつく限りで言うと6つの職業が頭に浮かびます。
すなわち、警察官、自衛官、医師、看護師、教師、床屋(美容師)。
実際、話してるうちにこれらの仕事をしているということがわかったらぼくもテンション上がります。実際に決まるかどうかは別にして。勝負はできる!と思っちゃう。
「契約しやすい」理由
ではなぜ、これらの職業の方々が「契約しやすい」のでしょう。契約に至らないまでも話を聞いてくれるのでしょう。
ここからは、ぼくの想像でしかない仮説ですが、多分こうなんじゃないかなあ、という理由を。
もう一度書きます。警察官、自衛官、医師、看護師、教師、床屋(美容師)。
これらの人たちって、基本的にいい人で(基本的に、ですよ)、自分の周りにもいい人しかいないと思っています。いますというか、その傾向は無茶苦茶強いです。
なんでだろうかなぁ、と考えて見るに、彼らは世間ズレしていない。高校あるいは大学を出てから専門学校なりなんなりを出てその職業に就きそのままずーっとひとつ場所で勤めています。
つまり、社会に出て揉まれてない。しかも、その職業に就いてからも比較的閉鎖的な空間でしか生きてない。だから、社会には悪い人が溢れていて自分がその対象者になるってのが実感としてないんじゃないでしょうか。
だから、訪問販売営業がやって来てウンタラクンタラ言ったら「いい人教えてくれる人が来た。しかも良くなるように色々買わせてくれる」と思う人が多いようです。
え?警察官も?って思うかも知れませんが、警察官も、です。何でかは知りませんが。何というか、自分たちが追う対象じゃない人には悪い人はいないとでも思っているようです。
知らんけども。
最後に
これは実体験からくる私的な推測です。逆に教師の方でどうしても契約できない人もいましたし。あくまでも傾向だと思っていただければ。
あと、訪問販売営業マンは一部を除いて悪い人ではありません。なんかそんな風に思われる書き方をしてしまった(笑)
そして、これは営業マンの人に言っておきますが、簡単に契約してくれた人は簡単にキャンセルもしてくるので気をつけましょう(この辺も世間ズレしてないのが原因だと思ってます)。
まぁ、これはあくまでも傾向で、100人と話して1本仕事になれば御の字の世界のことなんで、アテにならんハナシではありますけども。