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ムネリンに休息を

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福岡ソフトバンクホークスの川崎宗則選手が自由契約となったそうです。

いつまでたっても契約のニュースが来ないので気になってたんですよね。

福岡ソフトバンクホークス2017パ・リーグ優勝記念フェイスタオル(52川崎)

自由契約のワケ

この記事によると、原因は「自律神経の病気」とのこと。

「昨年の夏場以降からリハビリを続けてきましたが、同時に自律神経の病気にもなり、身体を動かすのを拒絶するようになってしまいました。このような状態で野球を続けるのは、今の自分には考えられません」

本人はこう語ってるといいますが、スポーツ選手が身体を動かせないというのはかなりツラそうですよね。

川崎宗則とムネリン

川崎選手といえば、「ムネリン」という愛称で親しまれ、底抜けに明るい性格とファンサービスのパフォーマンスで人気でした。

ホークス時代の川崎宗則

しかし、ぼくの記憶が正しければ初めっからそうじゃなかった気がします。なんというか、ホークスで活躍しているころは華麗なショートの守備とシュアなバッティングが魅力の「職人的選手」としてみていた記憶があるんですよね。

その後、メジャーに挑戦するために渡米。そしてアメリカで異様な存在感を見せつけ始めました。

マイクパフォーマンスやダンスなどでファンに注目されるようになったのです。

『the SCORE』の記事

ブルージェイズに移籍した当時、アメリカの『the SCORE』というサイトで、川崎選手は特集を組まれたことがあります。「川崎宗則を愛すべき7つの理由」と題されたそのページは今はなくなっていますが、ぼくは何故か保存していたので読み返してみます。

Yeah, that Jose Reyes injury was shitty to watch, but his replacement is quickly becoming a fan favorite ‘round these parts. Munenori Kawasaki may not stay on the Jays roster for long, so we should cherish his presence while we can. Whether it’s his awesome awkwardness, his bat, or the bow, here’s why you gotta love Munenori Kawasaki.

ホセ・レイエスのケガは見るに耐えなかったです。しかし、彼の代わり(川崎)は次に挙げる点で、すぐにファンお気に入りになっています。 川崎宗則がブルージェイズに登録される期間はそんなに長くないでしょう。したがって、私たちは彼の存在を大事にするべきです。 彼の威厳すらある無器用さ、彼の打席やあるいはおじぎとか、なぜあなたが川崎宗則を愛さなければならないかを挙げます。

こう書かれたあと、川崎選手がベンチでお辞儀をするシーンやダンスをしているシーン、打席でひっくり返っているシーンなどがGIF動画で挙げられていました。

面白外国人として。

そこに登場する川崎宗則選手は「職人的選手」ではありませんでした。

2人の川崎

その後、帰国してホークスに復帰したあとは、メジャーで面白パフォーマンスを見せて野球とは別の方法でアメリカで成功した野球選手としてファンも見ていたんじゃないでしょうか。

帰国後も、アメリカで生き残るために演じたもう一人の自分「ムネリン」を演じなければならなかったのかもしれません。そして、精神が分裂を始めて自律神経が損なわれたのかもしれません。

大げさにいえば、川崎宗則は2人になった。ファンのために。

最後に

上記は、あくまでもぼくの憶測でしかありません。しかし、川崎選手はムネリンとして日本球界に復帰するのを望んでなかったような気がします。

あえてこの記事のタイトルに「ムネリン」と書きましたが、ぼくが川崎宗則選手を「ムネリン」と呼ぶのはこれが最後です。

川崎宗則選手に休息を!