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通勤ラッシュ時のケンカはやめといた方がいい!

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どうも!コバヤシです。

今回は、ラッシュ時の混雑しまくってる電車の中でケンカはしないほうがいいよ、ということを書こうかと思います。

 

ラッシュ時のケンカ

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昔の話ですけど、まだ現場仕事をしているとき、現場に電車に乗って向かう途中、扉2つ向こうくらいの場所で、同じ駅から乗り込んできた男2人が口論してたのです。

ひとりは中年、ひとりは若者。2人とも威勢が良かったねぇ。

「オマエが先にぶつかってきたんだろ」「オマエが先だろうが」とか言い合ってて、実にくだらない。周りの人は引きつりつつ聴こえないふり関係ないふり。

まぁ、朝のラッシュ時、ぼくもすぐイライラする性質なので、2人とも気持ちは分かります。気持ちは分かるんですが、これはどちらかが「次で降りろテメェ!」と言って2人とも降りなくてはエライことになるんです。ぼくは経験してるからわかるんです。

 

予備校生の頃のおもひで

ぼくが予備校生の頃、まだ19歳のときの話です。

ぼくは大学受験に当たり前のごとく失敗し(何せそれまで1分たりとも家で勉強したことない)、浪人していました。そして通ってる予備校は電車に乗っていくところだったのです。

ある朝、オッサンとぶつかったぶつかんねぇで口論になり、それを電車の中まで持ち越しました。そして電車は出発。口論は続いたものの、最後尾に乗っていたため車掌さんが間に入ってくれて口論は何とかおさまりました。

おさまったものの、ぼくもオッサンも怒ったままです。しかし近くにいて黙っている。

そのときの周りの人の微妙な表情といったら!

「コイツら、さっきまでケンカしてたのに…」と思ってるんでしょうか、いつもの喧騒はなく(大阪の私鉄はやかましい)、妙な静けさの中電車の走る音だけが響く車内。

あの微妙な空気はとてもいたたまれないモノでした。怒ってるのに恥ずかしい、あんな気持ちはもうイヤだ。

 

ケンカ続き

要するに、そんなんになっちゃうのでケンカしてる人たちは啖呵切って降りちゃったほうがラクなんです。

言え、言うんだ、ホレ言え、とココロの中で念ずるも、通勤で急いでいるため途中で降りる時間がないのでしょう、2人とも言わない。それどころかトーンダウンしてきていました。

これはマズイ。

経験者の僕の言うことを聞きなさいバカタレ、とか次の展開が読めるため半笑いになって念ずる僕。念ずるウチに次の駅に到着。2人とも降りない。

やっちゃった!

駅を発車した時点で2人とも、それどころか周りの全員が気まずいムードに。この空気を作り出した本人がいるこの空間。しかもこの2人はさっきまで口喧嘩してたのです。それが2人ともまだ存在するこの空間。気まずさ全開で何ともいえない。

僕はそのとき本を読んでたのですが、その本で顔を隠して笑いを堪えていました。だった当人たちはあの、怒ってるのに恥ずかしい顔をしているのですから。ほら見ろ言わんこっちゃ無い、と思ってたら笑えて来たのです。

半笑いはとうに過ぎており、肩は震えている状況。何故、堪えていたかというと、あの2人がこの空気を換えるために「テメェ何笑ってんだ見せモンじゃねえぞコラァ」と来るのを防ぐためです。そうしないと、僕も変な空気を作り出す当事者になってしまいますから。

 

ラッシュ時のケンカはやめときな

みなさんも、朝急いでるときはどんだけイライラしててもケンカなんてふっかけないほうがいいですよ。あの空気は、たまりませんよ。

「あぁ、なんでコイツ降りないの?もしかして終点までずっと一緒?」とか、嫌でしょ?

だから、通勤ラッシュ時のケンカはやめといたほうがいいんです。ていうか、その前に大のオトナが外でケンカすんなって話ですけどね。迷惑だし。

しかし、あの気まずい微妙な、それでいて面白い空気は、ウマく伝えることが出来れば、極上のコントになるんじゃないでしょうか。

 

ではまた。