光栄(現コーエーテクモゲームス)のゲームの様々な用語を3700も収めた事典というのがありました。
その名は『光栄ゲーム用語事典』。
このステキな事典について今回は少し。
光栄ゲーム用語事典とは?
『光栄ゲーム用語事典』は、それまでに発売されていた光栄(現コーエーテクモゲームス)のゲーム内の登場人物やイベント、地名、コマンドからあらゆるメッセージまでが項目となって説明されている光栄信者必携の事典です。
収録ゲームは、『信長の野望』が戦国群雄伝まで、『三國志』シリーズは初代のみ、『蒼き狼と白き牝鹿』はジンギスカンまで、『水滸伝・天命の誓い』、『麻雀大会』、『維新の嵐』、以上だと思います。
ああ、あと黒歴史や何本かあるRPG(『ダンジョン』や『タイムエンパイア』など)も載ってたかな。黒歴史www
コーエーテクモがひた隠す、光栄の黒歴史をここに記そう - コバろぐ
そして、それぞれの項目がいちいち人を食ったような説明の仕方で爆笑失笑必至であり、記念すべき一番最初の項目が「ああ、イナゴだ…」(『三國志』より)だったり、『麻雀大会』の登場人物ナポレオンの項にのちに発売される『ランペルール』をにおわすことが書かれていたり、見どころ満載です。
1989年に発売され、定価は5000円でした。
ぼくと『光栄ゲーム用語事典』
ぼくは、この『光栄ゲーム用語事典』を発売日に近所の本屋を駆け回って買い求めました。なんぜ当時はネットでポチーとすればすぐに自宅に届いちゃうなんてこともなかったもので。そう考えると今ってシアワセな時代。
それはさておき。
そうやってやっとこさ手に入れたこの本を、ずーっと眺めてました。重たいのに毎日毎日学校にも持って行って、休み時間にパラパラとめくっては「フフフ、夏候惇…」とか呟いたりもしてました(あぶないやつ…)
まぁ、なんたって当時はバリバリの光栄信者でしたから、もはやこの本はバイブルでしたよね、ええ。
『光栄ゲーム用語事典』を探しています
そんな、ぼくにとってのバイブルが、実家にあると思ったらなかったんです。ウチにもやっぱりない。何度か引っ越しを繰り返しているうちにどっかにいっちゃったみたいです…。あるいは、オカンが捨てちゃったか…。とにかく、ない。
まぁそれがわかったのは随分前なんですけども、それ以来、ぼくはこの『光栄ゲーム用語事典』を探し歩いているのです。
仕事で外回りに出たらブックオフを見つけるたびに立ち寄り、なんだかよくわからないいかがわしそうな古本屋にも一応足を入れ、探し続けてるんですが、ありません。
上にリンクを貼っているとおり、Amazonで入手は可能なんです、中古なら。別に中古じゃいやだ、とかいうわけではないんですが、中古だからこそ自分で状態はチェックしたいですからそっちには手を出していません。なんかプレミアもんになっちゃってますしね。
うーん、どっかにないもんでしょうかねぇ。
最後に
というわけで、どなたかどっかで見つけたら買って送ってくれてええんやでなんちゃって。
冗談はさておき、ぼくはただあの古き良き光栄のゲームの世界に浸りたいんですよねぇ。それにはこの『光栄ゲーム用語事典』が最適なのです。