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埼玉西武ライオンズ2024年前半戦を振り返る

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プロ野球も前半戦が終了しました。

我が埼玉西武ライオンズは、27勝59敗1分で首位から29ゲーム差、ダントツの最下位です。

ぼくもプロ野球観戦歴が長くさまざまな球団のいわゆる“暗黒期”を見てきましたが、それらのどれとくらべても一番ヒドいんじゃないかと言ってもいいくらいの戦績です。まぁ、ヒドい。

ヒドいからあまり振り返りたくないんですが、のちのち「2024年はどうだったのか」を考えるのに役に立つと思うので振り返りましょう。

2024年前半戦のライオンズ

野手

まず野手なんですが、やっぱりヒドいとしかいいようがありません。

頼りにしていたアギラー選手、コルデロ選手の両助っ人はまったく機能せず、ドングリーズは相変わらず、骨牙たる栗山選手、中村選手に頼らざるを得ない状況が続いていました。2人とも40歳だぜ。無理があるって。

若手が「ちゃんと考えてんのか」ってシロウトでも言いたくなる状態でただただバット振ってたようなカンジでした。栗山選手が自分のスタイルを捨てガッツリ振って見本見せても後が続かず、みたいな。

そんな中、源田選手、外崎選手といった選手にもしわ寄せがきて調子を崩す始末、12球団トップクラスの投手陣が踏ん張っても踏ん張っても1点が遠く勝てない日々。そりゃ嫌になるわ。

そして、ある時期から岸選手が4番に座り、この選手野球IQとセンスはあると思ってるんですがその片鱗を出し始めました。そしたらくだらぬスキャンダルでまた調子を落としてなんじゃそりゃ状態。

しかし、若林選手とのトレードで読売ジャイアンツから松原選手が来てからなんだか若手の意識が変わったような気がします。「次はオレが出されるのか」みたいな危機感が出てきたのかな。それで西川選手、山村選手がそれまでとは違うバッティングを見せるようになりました。さらに福岡ソフトバンクホークスから野村選手が来ていいところで回ってきて打点を稼ぐようになり、雰囲気が良くなってきています。なんか野村選手はムードを作れる選手ですね。

あとは蛭間選手、長谷川選手あたりがしっかりとした内容のバッティングをするようになると、面白いかも。

そしてなー、村田怜音選手なー、彼はもともと「ファームで2、3年しっかり鍛えて満を持してホームラン王」というビジョンを明確にもってたのにチーム事情からもう上にあがることになってしまって、しかもしっかり全力プレーを常にしてくれて、それでケガしちゃいました。球団には、彼には申し訳ないことをしたとしっかり思ってもらいたい。

あ、炭谷銀仁朗捕手、今年最大の補強です。色んな意味で。居てよかったマジで。

投手

投手。まず「何やってんだ髙橋光成よー」が出てきてしまいます。ここまで0勝8敗、とうとうファーム行きになってしまいました。エースがこれでは…。でも、きっと今シーズンは期するものがあったと思うんですよね。しっかり成績あげてメジャー行くぞという明確な目的もあった。でも、身体デカくしすぎでしょう。シロウト目にも身体をコントロールできてませんもん。しっかり下で色々と調整してきていただきたい。

その他先発陣は、まぁ言うことないでしょう。平良投手はちょっと誤算かもしれませんが、今井投手、ルーキー武内投手、隅田投手、そして渡邉勇太朗投手にここにきて菅井投手、青山投手も言うことないでしょう。抑えても抑えても点を取ってくれないなか本当によく投げてくれたと思います。松本投手が後ろに回っても余りある先発陣、頼りになります。

後ろも、たまにポカをしたりしますが合格点でいいんじゃないでしょうか本田投手や田村投手やヤン投手、みんなそうです。そしてここにきてボー投手がセットアッパーとして独り立ちしそうな雰囲気、クローザーのアブレイユ投手も以前はパリーグ名物劇場型クローザーの一員となりましたが、ここ10試合はずっと無失点ですからね。いいです、みんな。

みんなこっそり「もっと打ってくれよ…」とか思ってるんだろうなぁ。

 

総評

まぁとにかく打てなくて泣いた試合が多かったです、ハイ。打てなくて打てなくて点が入らなくて頑張ってた投手陣がこらえきれずに1失点して負けちゃった、なんて試合いくつありましたかってカンジ。武内投手なんて5勝1敗ですけど、他のチームにいたら登板した試合全部勝ってたんじゃないの。

しかし、徐々に、誠に徐々にではありますが良くなってきているような気がしないでもない。松井監督が休養に入り渡辺監督代行になっても勝ちが増えたわけではありませんけども、チームの意識の改良はトレード等も活用してなされたんじゃないかな、と思います。それがなけりゃもう応援することもできない、くらいの勢いでしたからね。いやホント、負けに負けた、そんな2024年シーズン前半でした。

ああ!あと、今井投手、アブレイユ投手、源田選手にはホントによくやったといいたい。数字はともかく、この惨状の中で離脱もせず抹消もされずずっと試合に出続けてくれたこと、感謝いたします。

2024年後半に向けて

さて、今後ですね、オールスター明けからどうするのか。いちファンの戯言ですけども、言わずにはいられない。

といっても、もう無理に勝ちにいく必要はないでしょう。100敗したっていいと思います。

ただし、個々の選手がテーマを持って頭を使って考えて考えて毎日プレーするならば、です。全員が自分のスキルや持ち味の現状をしってそれを伸ばし、経験を積んでいくならば今年の後半戦は実りあるものになるでしょう。チームとして云々はその先です。

そうすれば、きっと来年は応援してて楽しいシーズンになるはずです。ならないと困るぞ。

最悪なのは、今シーズンの惨敗を意味のないものにすること。これを避けるために、後半はホントに全力で野球をするのです。それだけです。

最後に

下がりきったら上がるだけ。

後半参りましょう後半しゅっぱあーつ!!!