現在パ・リーグ最下位を悠々と進んでいる埼玉西武ライオンズですが。ホントに今年散々ですが。ていうか散々なんですが。細かいことは書きたくありません。とにかく散々なんですが。
それでも、希望の光はあるのです。
それが、先日ついに1軍に上がってきた村田怜音選手と羽田慎之介投手です。身長が村田選手が196cm、羽田投手が192cmとありデカいのです。ビッグユニットです。期待しかありません。
埼玉西武ライオンズのビッグユニッツ
2人ともその恵まれた体格からくるパワーで元々期待されており、ホントは今年いっぱいくらいは2軍で鍛え上げて来年から満を持して、というのが理想なんですが、このチーム状態だとしょうがない、1軍で起爆剤となっていただきたいところです。
村田怜音
まずは村田怜音選手から。名前は「れおん」と読みます。もうライオンズに入団するために生まれてきた男じゃないか。
(HrkTwikiS - 投稿者自身による著作物, CC 表示 4.0, https://commons.wikimedia.org/w/index.php?curid=147609819による)
三重県生まれで大学通算本塁打25本が語るとおり長打力がウリの選手です。
2024年5月10日までにイースタン12試合に出場し打率.351、2本塁打と結果を残し、5月11日に1軍に初昇格。6番DHでスタメン出場すると初打席で東北楽天ゴールデンイーグルスの内投手からプロ初安打を放ちました。
打ち損じてるけどしっかり振り抜いてるからいいところに落ちたカンジですが、これだけのチャンスを掴み切れずフワフワしてる他のライオンズの若手にはないんですよねコレが。
もちろんこれからプロの難しさを知っていくことになり苦労するんでしょうけども、持ち前のパワーで壁をブチ抜いて欲しいですね。
羽田慎之介
一方、羽田慎之介投手は埼玉県所沢市出身ということで、これまた埼玉西武ライオンズに入団するために所沢に舞い降りた男といっていいでしょう。
(30-tori - 投稿者自身による著作物, CC 表示-継承 4.0, https://commons.wikimedia.org/w/index.php?curid=122963233による)
羽田投手は、メジャーで正に「ビッグユニット」と呼ばれたラインディ・ジョンソンを彷彿とさせる投入フォームで最速157km/hの速球が武器です。
2024年5月14日にプロ初登板、1回1失点でしたが(自責点は0)、その重い速球の威力は見せつけてくれました。前に飛ばない、バットに当たったらなんかメシャーって音がする、スゲー投球でした。
なんか顔もいいんですよね。プロ初登板であんなかったるそうな顔出来るなんて、なかなかなメンタルの持ち主だと思います。
本人さえよろしければ、是非ともクローザーになって欲しい。中日ドラゴンズのライデル・マルティネスばりのクローザーになってくれそうな予感しかしません。
最後に
とにかく、この二人はもうロマン以外の何者でもない。ぼくはおそらくこの二人が他球団にいたとしてもファンになっていたし期待したでしょう。ライオンズはもう今年はこの2人の育成機関とだけ機能してくれればいい…とか思っちゃいます。
いや、もうちょっと頑張ってくれ…。