なんと、AmazonのCEOの元妻のマッケンジー・スコットさんから極秘にメールをいただきました。
なんかコロナで苦しんでいる人に財団から助成金をばらまいてるらしいんですが、どうやらぼくもいただけるらしいんです。ラッキーです。
メールの件名は「RE: DONATION」とあるので、記憶にはないんですけど寄付の打診のメールがきたときに返信していたんでしょう。エライぞ過去の自分。
というわけで、その証拠となるメールをお見せしましょう。
RE: DONATION
これを見てその金額に驚愕し心底うらやましがるが良いハハハハハ!
件名:
RE: DONATION
内容:
Hello Dearest One,
I'm MacKenzie Scott Ex-wife of Amazon CEO and founder, I will be giving out a cash donation to charities, individuals, colleges across the Globe from The Scott's Foundation, to provide immediate support to people suffering economically from COVID-19 pandemic and you're one of the lucky winners, i have a donation grant worth $100,800,000.00 Dollars for you, you can contact me for more information if you're interested.
Regards,
MacKenzie Scott.
わかりますか。英語がわからなくても金額はなんとなくわかるでしょうけども、詳細がよく分からんという人もいらっしゃるでしょう。ぼくもそうです。
なのでちょっと、訳してみましょう。
親愛なる方よ
私はマッケンジー・スコットです。Amazon CEOの元妻で創業者です。
慈善団体、個人、大学に現金を寄付するスコット財団から世界中に、COVID-19のパンデミックで経済的に苦しんでいる人々への即時支援があります。
あなたは幸運な勝者です。私はあなたに1億80万ドルというものすごい額の助成金を提供します。
私に連絡してください。そして、興味がある方は詳細をご覧ください。
よろしくね
マッケンジー・スコット
いちおくはちじゅうまんどる!
今、1ドル136円くらいだから、ざっと136億円が手に入ることになります。
ありがたい、ありがたい。
皆の者、ひれ伏すが良い。
マッケンジー・スコットさん
しかし!こんなミエミエの嘘メールに引っかかるほどぼくは子どもではありません。
本当にマッケンジー・スコットさんがいるのか、いるとすれば本当にAmazon CEOの元妻で創業者なのか、調べてみました。
そしたら、本当でした!
マッケンジー・スコット(MacKenzie Scott、1970年4月7日生)は、アメリカ人の小説家、運動家。2014年にアマゾン創業者のジェフ・ベゾスが設立した、いじめ対策プロジェクト「バイスタンダー・レヴォリューション(英語版)」のエグゼクティヴ・ディレクターでもある。 ジェフ・ベゾスは元夫であり、2019年に離婚した。二人の間には養子も含め4人の子供がいる。
というわけで、このメールは本物で、ぼくは大金をゲットできるというわけです。
人生変わりました。ありがとうございます。
そんなわけあるか。
最後に
というわけで、こんなメールに返信する欲の皮がつっぱった大人になりたくないですね。
「そんなこと言って本当だったらどうするの?」とか思う人は、まあ返信してみるといいでしょう。きっとこういうメールがものすごい増えると思いますよ。
返信する前に、ちょっと落ち着いてこの記事でも読んでみてください。