2024年5月26日、我が埼玉西武ライオンズが珍しく2連勝を決めて喜んでいたらニュース速報。
ライオンズの松井稼頭央監督が休養に入る。え?
松井監督休養へ
西武は26日、松井稼頭央監督が休養し、監督代行として渡辺久信ゼネラルマネジャー(GM)が兼務することで合意したと発表した。渡辺GMは、交流戦開幕となる28日の中日戦(バンテリンドーム)から指揮を執る。
なるほどナベQが監督代行するわけですか。GMと兼任になるのかな。
確かにライオンズはリーグ最下位をぶっちぎろうとしている段階で既に自力優勝の可能性はないんですが、うーん、そうですか。
松井監督のコメントは以下のとおり。
「厳しい戦いが続いているなか、変わらず声援を送り続けてくださるライオンズファンの皆さまの期待に応えられず、大変申し訳なく思っております。何とか巻き返しを図ろうと、コーチや選手たちと共に戦ってまいりましたが、指揮をシーズン途中で渡辺久信GMに託すこととなりました。昨年からこのチームを率いて、選手たちの成長には手応えを感じていましたが、それを結果に繋げることができなかったのは、指揮官である私の責任です」
(画像掲載元:File:松井稼頭央 cropped from 202306061753 DSCN8143.jpg - Wikimedia Commons)
試合後のコメントもそうでしたが、決して選手のことを悪く言わないのはものすごく素晴らしいです。
個人的には今年いっぱいはもう育成に振り切って最後まで指揮を執って欲しかったところですが、勝負の世界は結果の世界でもありますし、残念ではあるけども仕方がないといったカンジです。
ライオンズはどうなっちゃうんだろう
しかし、ホントに今年の埼玉西武ライオンズはどうなっちゃうんでしょう。
代わりに指揮を執る渡辺GMはかつて監督をやって6年間でAクラス5度の実績があるとともに数々の選手を育てました。特に中村剛也選手が球界を代表するアーチストになったのはおそらく渡辺監督のおかげです。
とはいえ、今年はどう足掻いてもAクラスもキビシイ。そこを目指すなら交流戦から一致団結死に物狂いでやらなければなりません。それより育成に振り切るというテもある。選手を育てることに特化して2、3年後に懸ける、というのもあり。
さて、どうするか。中途半端が一番よくない。
ここで渡辺監督のコメントを見て見ると。
「巻き返せる試合数は残っているしAクラスまでいけた過去もある。非常にタフで厳しい戦いが始まると思う。ファンが応援してくれる限り全力で戦う。本当のヤマは9月。現実的に優勝を第1目標にするのは当然だが、Aクラスを目指す。チーム一丸となってプロ野球人生をかけてやっていく」
ありゃこりゃやる気だ。
それはそれでいい。だったら現場もフロントも覚悟を決めて欲しい。もう一度書いとくけど、中途半端が一番良くない。
最後に
しかしホントに残念だ。
松井監督は今だってライオンズのスーパースター、またライオンズのユニホームの袖に腕を通してもらいたい。今年また休養明けて現場に戻ってくる可能性もなくはないしちょっとだけ期待してます無いだろうけど。
とにかく、ここまで非常に苦労された松井監督、心身ともにくたびれ果てていると思います。今はただ、ゆっくりと休んでいただきたい。
そして、戻ってきてくれ!