セガが、家庭用ゲーム機への再参入を検討してるとかいう嬉しいニュースがありました。
セガ、ゲーム機市場に再参入 メガドライブ販売を検討 - 産経ニュース
マジか!と思いつつ読んでみると、どうやら任天堂のファミコンミニやスーファミミニの成功に触発されてるみたいですね。
まずは、海外向けの復刻版『セガジェネシスフラッシュバック』の輸入販売を検討しているとか。
あくまでも検討ですけどね。
メガドライブについて
メガドライブ(MEGA DRIVE)は、セガ・エンタープライゼス(後のセガゲームス)が1988年10月29日に日本で発売した16ビットの家庭用ゲーム機である。メーカー希望小売価格は21,000円。
米国・カナダではジェネシス(GENESIS)という名称で1989年に、ヨーロッパ・フランス・スペイン等の欧州地域やブラジルなどの南米地域では日本と同じ名称で1990年に発売された。
メガドライブはセガが他メーカーに先駆けて市場に投入した16BIT機です。ファミコンとPCエンジン、そしてスーパーファミコンと売り上げなどにおいて熾烈な争いを繰り広げていました。が、やっぱり任天堂さんには数字では勝てませんでしたねぇ。
ぼくの場合、元々マイナー路線が好きだし、ファミコンを買いに行ってうっかりセガのSC-3000を買ってしまったこともあってセガのハードには愛着がありますから、このメガドライブは発売日に買いました(ファミコンもスーファミもそんなに急いで買わなかった。ていうか、ファミコンに至っては妹が買った)。
メガドライブで一番遊んだゲーム『レッスルボール』
さて、そんなぼくがメガドライブで一番遊んだゲームはなにか。
『ソニック・ザ・ヘッジホッグ』や『獣王記』はもちろん、『球界道中記』などメガドライブでしか遊べないゲームは多数ありましたが、ぼくがその中で一番遊んだのは『レッスルボール』というゲームです。
『レッスルボール』とは
『レッスルボール』、知ってます?
『レッスルボール』は、1991年にナムコがメガドライブ用にリリースしました。どうもナムコはセガのハードに本腰入れてない、誰もがそんな風に思っていたときに「これでどうや!」とナムコが発売したメガドライブオリジナルゲーム、それが『レッスルボール』です。ジャンルはスポーツゲーム。いや、格闘ゲーム。いや、格闘スポーツゲームです。
ガチの格闘スポーツ
サッカーとアメフトを合わせたような近未来のスポーツ、レッスルボール。
ボールを運んでゴールを狙う、というルールは普通の球技なのですが、それまでのスポーツとは違い、「ボールを奪うため」という理由がなくても相手選手への“攻撃”が許されています。攻撃手段はラリアットやタックル、キックなど。なので、フィールドのあちこちでガチの潰し合いが見られます。もう無茶苦茶。
敵のガチな攻撃をかいくぐり、ゴールを決めれば1点、ボールを持ったままタッチダウンを決めると3点の得点が入りますが、敵はそれを全力で阻止しに来ます。もう無茶苦茶。
2人対戦がアツい
『レッスルボール』はやること、ていうか攻撃手段が多すぎて、コントローラで選手たちを操作するのは慣れるまでかなりの時間を必要とします。なので、2人対戦をする場合、操作の熟練度が勝敗に直結します、ハッキリいって。
ですから実力差が大きい場合、勝ったほうも負けたほうも試合後にあんまり面白くなかったりする。
しかし、実力差がない同レベルのプレイヤー同士の試合、これはガチでヤバいです。面白すぎます。ボールの奪い合い、選手の潰し合いの応酬でなかなか点が入らず、無茶苦茶白熱した試合展開となります。そしてそこからわずかな勝機をつかんでかろうじて勝つ、というスポーツの醍醐味が味わえます。
ぼくの場合も、同レベルの友人がいたので長く楽しめたと言えます。もし彼がいなかったら、ぼくの「メガドラで一番遊んだゲーム」は『ボナンザブラザーズ』、もしくは『ガントレット』になっていたでしょう。
プレイ動画
どんだけ書いても、『レッスルボール』の面白さはプレイしないと伝わらない、ぼくはそう思うのですが、プレイして伝えようにも残念ながらソフトもハードも手元にない(実家にあるかも)。しかしどうしても伝えたい。なので動画を探してみたらニコニコにありました。
どうでしょう、面白さは伝わったかな?
ぼくなんかはこれ見て血がたぎってハードオフまでメガドラを探しに行っちゃいました(言いすぎ)
最後に
セガさんも検討とか言ってないで国内版の『メガドライブクラシックミニ』でも出していただいて、その際には是非この『レッスルボール』を収録していただきたい。
さて、じゃあみなさんが一番遊んだメガドライブのゲームは何ですか?