2020年のNHK大河ドラマは、明智光秀が主人公の『麒麟がくる』。
それだからか何なのか、京都府の亀山市や岐阜県岐阜市など、明智光秀にゆかりのある14の自治体が『明智光秀AI』というのを共同開発してアカウントの提供を始めたらしいです。狙いは、もちろん地域振興でしょう。
ちなみに、アイコンはこんなカンジ。
うーん、なんかイメージ違うかもなぁ…。まぁいいか。
せっかく公開されたので光秀と会話してみましたよ。
明智光秀AI
明智光秀AIのLINEアカウントは、メッセージを送るとAIが自動で返信をするチャットボット形式。すでに1万パターンの回答を学習済みだそうです。
このAIの共同開発に参加した自治体は、京都府福知山市、京都府亀岡市、岐阜県可児市、滋賀県大津市、岐阜県岐阜市、京都府長岡京市、滋賀県、岐阜県恵那市、京都府南丹市、京都府京都市、滋賀県近江八幡市、岐阜県土岐市、京都府京丹後市、福井県で、AIの監修は静岡大学名誉教授の小和田哲男さん。
このAIにより観光政策を推進して各自治体が連携して地域活性化をしようという狙いのようです。
「光秀の名所」と「イベント情報」というボタンが現われ、これを押して自治体を選んでいくと関連する情報が出てくる「仕掛け」もあったりします。ていうか、これがメインなんでしょうねぇ。
「謎解き」っていうのは1月から始まるサービスだそうです。LINEで友達になったときに光秀が言ってました。
明智光秀と会話してみた
というわけで、せっかくなので光秀と遊んでみることにしました。友だち登録したらソッコーで光秀がメッセージを送ってきました。
おお、説明ありがとう。「まだまだ勉強中なので間違ってても大目に見ろ」という予防線に笑った。
次に、とりあえず挨拶してどこにいるか聞いてみた。
首塚?そこにずっと居るんか!大変だなぁ…。
しかし要は、このように関連する観光地などが随時出てくるんでしょうね。何となくわかりました。
そして次に、いきなり聞きたかったことについて聞いてみました。もちろん、「本能寺の変」について。
なんて当たり障りのない答え。そして無理矢理観光地情報を入れてくる光秀。メインの仕事はこれなのか。
そして次に、秀吉と信長について聞いてみました。
また当たり障りのないことを。もっともっと秀吉にも信長にも厳しいことを言ってくれるのかと思いました。
まぁ、こんなカンジで明智光秀と会話できます。このあともチョコチョコと色々質問してみたら全部答えてくれましたよ。
最後に
というわけで、いろいろいじってみたんですが、どうにも「公に作った」感がありありでちょっと残念。面白い返信はないし、単語も認識しないし…。現状はAIが答えているというより、最適な回答を選んでるってカンジです。
まぁそれでも、明智光秀とのライブ感ある会話とかは今となっては得ることができない経験なのでいい試みだとは思います。
みなさんも是非光秀との会話を楽しんでみてください。