20147年のGoogleマップのエイプリルフールネタはまたしてもゲームネタで、なんと『ミズ・パックマン』をプレイできました。
(画像掲載元:Googleマップは今年のエイプリルフールもゲームとコラボ。「Ms.PAC-MAN」をプレイできる - 4Gamer.net)
ウチの会社も何だか朝から大騒ぎでした(情弱集団)。
パックマンや!
「あっなにこれ!」「ゲームできる!」「パックマンができる!」
そもそもネットで各社がエイプリルフールネタを公開しまくってることを知らないほどの人たちなので、そもそもなんで遊べるのかもわからないので無邪気に遊ぶオッサンたちという微笑ましい光景が出現したわけです。
パックマンパックマンパックマン…パックマンのメス…。
違う!それはミズ・パックマンや!
『Ms.Pac-man(ミズ・パックマン)』って?
バリー=ミッドウェイ
『ミズ・パックマン』は、公式に「パックマンの妻」という設定ですが、そもそもナムコが開発したゲームではありません。1981年にバリー=ミッドウェイというナムコのライセンスを持っていた会社から『パックマン』のクローンとして発売されました。
バリー=ミッドウェイが、『ギャラクシアン』のライセンスを取得してヒットを飛ばしたあと、次に狙ったのは『パックマン』と『ラリーX』でした。当初は『ラリーX』のほうが売れると思われていましたが、『パックマン』が空前絶後の大ヒットを飛ばすことになります。
ちなみに、バリー=ミッドウェイは『モータルコンバット』や『ガントレット』などで知られていますね。
誕生の経緯
大ヒットでアメリカ中に『パックマン』が知れ渡ることになりますが、ここに目をつけたのがマサチューセッツ工科大学のケビン・カランとダグ・マクレーという学生2人。
2人はゼネラルコンピュータ社を創業し、アタリの『ミサイルコマンド』の亜流を勝手に作って大儲けしたあとアタリと正式にライセンス契約をしていました。そして次に『パックマン』の亜流である『ミズ・パックマン』を開発し、バリー=ミッドウェイから正式にライセンスを受けたと言うわけですね。
これがなんと『パックマン』を凌ぐ大ヒットになり、のちにナムコの公認を受け、日本でも発売されるようになりました。
『パックマン』との違い
ゲーム性は全くといっていいほど同じですが、『ミズ・パックマン』と『パックマン』には違いがあります。
まず主人公キャラがリボンつけて口紅つけてホクロがあってオバサンに見えます。モンスターの行動パターンにランダム要素が加わってオレンジ色のモンスターの名前が「スー」に変わり(『パックマン』では「クライド」)、そしてステージのワープトンネルが2ヶ所に増え、フルーツターゲットが動いたりします。
総じて『パックマン』よりも若干難しめです。大して変わらんけど。
最後に
というわけで『ミズ・パックマン』と『パックマン』は違うというお話でした。
どっちでもいいって?
ハイ、そのとおり(笑)