どうも!コバヤシです。
今回は、とあるNBA選手について書きます。
その選手は、公称160cmでNBA史上もっとも背の低い選手とされています。NBAで14シーズンに渡って活躍したマグジー・ボーグスです。
マグジー・ボーグス
マグジー・ボーグス(Muggsy Bogues、本名:タイロン・カーティス・ボーグス、英: Tyrone Curtis Bogues、1965年1月9日- )は、アメリカ合衆国の元バスケットボール選手。メリーランド州ボルチモア出身。出身大学はウェイク・フォレスト大学。身長160 cmで、NBA史上最短身の選手であった。リーダーシップを発揮し、全盛期を過ごしたホーネッツ時代の地元の人気は絶大で「シャーロット市長選に立候補したら当選間違いなし」と言われた。 愛称「マグジー」は、映画「バワリー・ボーイズ (en:The Bowery Boys)」の登場人物の一人の名前が由来で、ボーグスが幼少期に「お前はあの映画のマグジーに似てるな」と言われたことを気に入って、そのまま自身の愛称にしたとされる。
テレビで観戦中に初めてみたときはビックリしましたね。「ちっさ!」って声に出ましたもん。
2mを超える選手がゴロゴロいるNBAの中で、その小ささにより際立って目だってました。それでも巨人たちの中で一流選手として活躍してました。スゲェ。
ちっせぇ!
例えば、マイケル・ジョーダンやチャールズ・バークレーなんかは試合を見るとフツーの身長の選手に見えますが、あれでも身長198cmありますからね。それよりデカい選手がひしめき合うNBAの試合の中で、160cmだなんてどうみても子供です。
ちなみに最初に所属したワシントン・ブレッツには当時NBA史上最高身長231cmのマヌート・ボルがいて、ことある毎に話題になっていました。身長差71cm。実はマグジーは156cmしかないという話もありますけどね。そしたら身長差75cm。ヒエー。
どうしてNBAで成功できたのか?
試合中継では小さすぎて子供にしかみえないマグジーが、なぜNBAで成功できたのかというと、彼は身長以外の全てを持っていたからに他なりません。
他のどの選手をも置き去りにする圧倒的なスピードと、213cmのユーイングをもブロックするジャンプ力、そのポテンシャルを1ゲーム通じて発揮できるスタミナ。その全てを兼ね備えた選手、それがマグジー・ボーグス。
そんな選手が足元をチョコマカ動いたら、他の選手は逆にやりにくかったんじゃないでしょうか。
また、強いリーダーシップも持っていて、シャーロット・ホーネッツで全盛期を迎えたマグジーは、ラリー・ジョンソンやアロンゾ・モーニングら台頭してきた若い選手を引っ張ってチームをまとめ、彼らの力を引き出しチームを強くしていきました。
マグジー動画
それではここで、マグジー・ボーグスのスピードとテクニック、ジャンプ力、そして小ささを動画でご覧ください。ぱねぇよ。
シビレるぜ!カッコいい!
ウチの次男とマグジー
どうでしたか。素晴らしい選手でしょ。
バスケをやってるウチの次男、今でこそ身長がグングン伸びてきていますが、小学生の頃はチビ助で、「これじゃバスケやっててもしゃーない」みたいなことを言ってたんです。そのときにマグジーのことを話して動画を見せたりしました。
今、次男がバスケを続けているのはマグジー・ボーグスのおかげなんです。ありがとう、マグジー!
ではまた。

In the Land of Giants: My Life in Basketball
- 作者: Tyrone "Muggsy" Bogues,David Levine
- 出版社/メーカー: Little Brown & Co (T)
- 発売日: 1994/11
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