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「村正」特別公開!の報を聞いて『ウィザードリィ』をやりたくなるやつ

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第二次世界大戦中に保護のため漆を塗られていた刀剣「村正」が、漆を剥ぎ取って特別公開されるそうです。

mainichi.jp

マジかよめっちゃ見たい!!!

刀剣「村正」特別公開

記事によると、「村正」が特別公開されるのは2019年10月20日から3日間だそうです。

そして、今回公開される「村正」の由来。

不破義人宮司によると、戦時中に神職だった祖父の故義幹さんが戦災から神宝を守るため、刀にサビ止め用の漆を塗って、当時の宮司宅に疎開させた。神社は焼けたが、刀は難を逃れ、漆が塗られた状態のまま、今日まで保存されてきた。

そうだったのか…。漆を塗ってどういう効果があるのかはわかりませんが、今まで展示されていたのは漆が塗られていたものだったんですね。それが今回、研師によって漆が剥がされ、展示されるとのこと。

そして、「村正」といえば妖刀伝説。その妖しい姿をそのまま見られるというのはなかなか興味深いですよね。

それが何で急に漆を剥がして展示することになったのか。

桑名市博物館で開催された刀剣の展示会で神宝を見た人から、「今は平和な時代。本来の刀の姿に戻してはどうか」と提案され、令和の節目となる「即位礼正殿の儀」に合わせ、漆を剥いで公開することにした。

マジかよ。提案した人って関係者の人ではないんですね。「展示会で神宝を見た人」、グッジョブです。

『ウィザードリィ』の「村正」

ぼくがこのニュースを見て一番最初に思ったことは「ああ、『ウィザードリィ』やりたくなってきた」です。ぼくらレトロゲーマーは「村正」と聞くと「MURAMASA BLADE!」を連想し『ウィザードリィ』をやりたくなるのです。これはもう真理です。

だって、『ウィザードリィ』において「村正」は最強武器であり、「手裏剣」と「聖なる鎧」とともに「三種の神器」と言われ、ぼくらはラスボスであるワードナを倒したあともこれらを求めてダンジョンを日夜彷徨っていたわけですから。

『ウィザードリィ』はワードナを倒して「良かった良かっためでたしめでたし」と終わるゲームではありません。そんなのは通過点に過ぎなくて、そのあとにキャラを最強中の最強にしてすべてのアイテムをゲットするためにダンジョンを彷徨うことこそが『ウィザードリィ』そのものだったのです。

そして、「村正」など「三種の神器」は出現頻度が恐ろしく低く、100回ダンジョンに潜ったくらいではお目にかかれません。

何度も何度もダンジョンに潜り、自慢の冒険者を失い(『ウィザードリィ』では、どれだけキャラを育てても死ぬときはあっさり死にます。油断禁物)、そんなことを繰り返しても飽きもせず「村正」を求めてダンジョンに潜ってきた日々…。ぼくらは「村正」と聞くだけでその記憶を瞬時に思い返すことができるのです。

ぼくの場合は、PC-8801markⅡSRのディスクアクセスの音や母親が作ってくれた冷たくて甘い紅茶(ゲームをするときの定番でした)、外から聞こえる蝉セミの鳴き声などがフラッシュバックしてきますね。さらにはあのころ好きだったあの子の顔なんてのも蘇ります。「村正」と聞いてですよ。

そんなもんですから、「村正」と聞いて「ああ、『ウィザードリィ』やりたくなってきた」と思うのは、もう仕方がないことなのです。

最後に

それにしても、日本のお宝である「村正」の姿が拝めるチャンスが来たときいて古いゲームのことを思うとは、我ながら「どうしようもねぇなぁ」というカンジです。

このままじゃマズいので、最後に「村正」特別公開の情報を整理しておきます。展示場所は三重県桑名市本町46の春日大社会館で、時間は9時~16時。そしてなんと無料です。タダで「村正」を見られるのです。

ぼくも見に行きたいんですけど、遠いなぁ。仕方がない、『ウィザードリィ』でもやるか。